【ライフスタイル】
生成AIに「敬語で話す」人は15%、9%は「あだ名」をつけている(2026年7月16日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
調査結果
NTTドコモ モバイル社会研究所では、2026年2月に生成AIの利用状況に関する調査を実施しました。今回はその中から、生成AI利用者3,669人の話しかけ方や使い方に注目し、性別・年代・利用頻度による違いを紹介します。
【過去の調査結果】
2026年4月6日 生成AI利用率、過半数に。1年で急増
2026年5月14日 生成AIを利用する端末、利用者の8割はスマートフォンから
2026年5月21日 生成AIへの個人情報入力、有効な回答のためなら3人に1人が肯定
2026年6月4日 「AIを便利に使えるなら、ある程度電力不足になることはしょうがない」という考え方に57%が「違うと思う」、女性や高齢層で多い
1. 生成AIへの話しかけ方「わかりやすく教えて」24% 会話相手のように接する「敬語」15%「あだ名」9%も
生成AIの利用はこの1年で大きく広がり、調べものや文章作成だけでなく、対話や相談の相手として使う場面も増えています。生成AI利用者は、生成AIにどのように話しかけているのでしょうか。生成AI利用者(3,669人)に対して「生成AIについてどのような使い方をしていますか?」とうかがいました(図1)。
その結果、最も多かったのは「わかりやすく教えてとよく言う」(24%)でした。「暇つぶしで会話することがよくある」(17%)、「敬語で話すことが多い」(15%)、「話し方やキャラクターを設定している」(11%)、「あだ名をつけている」(9%)など、生成AIを道具としてだけでなく、会話相手のように接する使い方も1〜2割程度みられました。「音声入力をして使うことが多い」も9%でした。
図1. 生成AIへの話しかけ方・使い方(複数回答)
[調査対象:全国の15歳~69歳の生成AI利用者 (n=3,669)]
2. 10代女性の27%が「暇つぶしで会話」 30代男性の22%が「敬語で話す」
続いて、性別・年代別に集計をしたところ(図2)、特に年代差が大きかったのは「わかりやすく教えてとよく言う」「暇つぶしで会話することがよくある」「あだ名をつけている」で、いずれも若い世代ほど高い傾向がみられました。その逆に「音声入力をして使うことが多い」は年代が上がるほど高く、60代女性で14%と最も高くなりました。
また、一定の男女差がみられたのは「敬語で話すことが多い」と「あだ名をつけている」でした。 「敬語で話すことが多い」は男性で高く、10代男性21%、30代男性22%と、同世代の女性 (いずれも12%)を約10pt上回りました。「あだ名をつけている」は逆に女性で高く、 10代女性で16%と最も高くなりました。
話しかけ方や使い方は性別・年代によって異なる傾向がみられます。
図2. 性年代別にみた生成AIへの話しかけ方・使い方(複数回答)
[調査対象:全国の15歳~69歳の生成AI利用者 (n=3,669)]
3. 生成AIを頻繁に使う人ほど話しかけ方の工夫が増加 「暇つぶしで会話」毎日利用者で23%
生成AIの利用頻度別にみると、話しかけ方や使い方の各項目は、利用頻度が高い人ほど割合が高い傾向がみられました(図3)。
「年1回以下」と「毎日」の差は「わかりやすく教えてとよく言う」+19ptが最大で、「暇つぶしで会話することがよくある」+18pt、「敬語で話すことが多い」+13ptと続きました。
「暇つぶしで会話することがよくある」「話し方やキャラクターを設定している」「あだ名をつけている」など、人格を持たせたり親しみを込めて接する使い方が利用頻度に応じて広がっており、生成AIとの関わり方の多様化がうかがえます。
図3. 利用頻度別にみた生成AIへの話しかけ方・使い方(複数回答)
[調査対象:全国の15歳~69歳の生成AI利用者 (n=3,669)]
生成AI利用者の話しかけ方や使い方は多様で、性別・年代・利用頻度によって特徴的なパターンがみられました。特に若年層や利用頻度の高い層では、生成AIを会話相手のように扱う使い方の割合が高い傾向がみられました。
NTTドコモ モバイル社会研究所では、今後も生成AIをはじめとしたデジタル技術が人々の生活や意識に与える影響について、調査・発信を続けていきます。
なお、「ドコモスマホ教室」では、生成AIの基礎から実践的な使い方まで、初めて触れる方でもあんしんして学べる講座を提供しています。生成AI以外にも、スマートフォンの基本操作から応用的な活用方法まで幅広く学べる講座を提供していますのでご活用ください。
調査概要 ―「出典:2026年 生成AI利用意識・行動調査」―
| 調査方法 | Web調査 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国 15歳~69歳男女 |
| 有効回答数 | 7,223 |
| サンプリング | クォータ・サンプリングを用いて、日本の人口構成(性別・年齢[5歳刻み]・都道府県)に基づきサンプルサイズを設計し、オンライン登録パネルから回答を収集 |
| 調査時期 | 2026年2月 |
問い合わせ先
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