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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす

光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
オンライン上でのお金のやり取り、「生活を効率化する」58%、一方で「何となく不安」48%(2026年7月13日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • オンライン上でお金を扱うことは「生活を効率化する」肯定派は58%
  • 「何となく不安」は全体で48%、女性と10代・70代で高い
  • 「効率化すると感じるが、不安も感じる」層は全体の29%
  • 効率化すると感じる層は、お金に関連したサービスの利用数が多い

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2026年2月に、スマートフォンの利用状況やお金に関連するサービスの利用動向について、大規模な調査を実施しました。本調査では、全国15~79歳男女を対象に、オンライン上でお金を扱うことに対する意識を分析しましたので、その結果をお伝えします。また、最新のモバイルICTの利用トレンドについてはモバイル社会白書にまとめて紹介しています。あわせてご確認ください。

1. オンライン上でお金を扱うことは「生活を効率化する」肯定派は58%

15歳~79歳の男女を対象に、オンライン上でお金を扱うことは生活を効率化すると思うかを調査しました。その結果、「そう思う」「まあそう思う」を合わせた肯定派は全体で58%でした。性別では男性60%、女性57%で、肯定派の割合は男性のほうがやや高いものの、大きな差は見られませんでした。
年代別では、10代が64%、20代が61%と相対的に高く、70代では52%にとどまりました。若年層ほど、オンライン上でお金を扱うことに対する効率化への肯定感が高い一方で、70代でも半数を超えている点から、オンライン上でお金を扱うことの利便性は幅広い年代に認識されていると考えられます。

図1. オンライン上でお金を扱うことは、生活を効率化すると思うか[%](単一回答)
[調査対象:全国・15~79歳・n=7637]

2. 「何となく不安」は全体で48%、女性と10代・70代で高い

次に、オンライン上でお金を扱うことに「何となく不安を感じる」かどうかを調査しました。その結果、何となく不安を感じる(「そう思う」「まあそう思う」と回答した人の合計)と回答した人は全体で48%でした。性別では、女性の54%、男性の42%が何となく不安を感じており、女性のほうが約12ポイント高い結果となりました。年代別では、10代が53%、70代が54%と高く、20代から50代では45~47%程度でした。オンライン上でお金を扱うことへの不安は、高年層だけでなく若年層にもみられました。

図2. オンライン上でお金を扱うことに、何となく不安を感じるか[%](単一回答)
[調査対象:全国・15~79歳・n=7637]

3. 「効率化すると感じるが、不安も感じる」層は全体の29%

オンライン上でお金を扱うことについて、「生活を効率化すると感じる」か、「何となく不安を感じる」かの2項目を組み合わせて4区分(注1)にすると、全体では、「効率化すると感じ、不安はそれほど感じない」が29%、「効率化すると感じ、不安も感じる」層が29%、「効率化するとはあまり感じず、不安もそれほど感じない」が23%、「効率化するとはあまり感じず、不安は感じる」が19%でした。このことから、効率化すると感じている層は合計で58%いるものの、その中には不安も同時に感じている人が一定程度いることがうかがえます。年代別では、10代で「効率化すると感じ、不安も感じる」が39%と最も高く、70代では「効率化するとはあまり感じず、不安は感じる」が31%と最も高い結果でした。若年層では利便性と不安を同時に感じている割合が高い一方で、70代では効率化を感じず不安を抱く層が相対的に高いことがわかりました。

図3. オンライン上でお金を扱うことへの効率化意識と不安感意識の4区分[%](単一回答)
[調査対象:全国・15~79歳・n=7637]

注1:「生活を効率化すると思う」「何となく不安を感じる」の各項目について、「そう思う」「まあそう思う」と回答した人を肯定派、「どちらとも言えない」「あまりそう思わない」「そう思わない」と回答した人を非肯定派として2分し、4区分を作成した。

4. 効率化すると感じる層は、お金に関連したサービスの利用数が多い

次に、オンライン上でお金を扱うことに対する意識の4区分別に、スマートフォンで利用しているお金関連サービスの数を分析しました。お金に関連するサービス等は8種類聴取しており(注2)、4区分別に平均利用個数を確認しました。その結果、「効率化すると感じ、不安はそれほど感じない」では平均4.9個、「効率化すると感じ、不安も感じる」では平均4.7個でした。一方、「効率化するとはあまり感じず、不安はそれほど感じない」は平均3.3個、「効率化するとはあまり感じず、不安は感じる」は平均3.1個でした。オンライン上でお金を扱うことへの効率化認識は、スマートフォンでのお金に関連したサービスの利用状況と関連している可能性が示唆されます。

図4. オンライン上でお金を扱うことに対する意識別のスマートフォンでのサービス平均利用数[個]
[調査対象:全国・15~79歳・スマートフォン利用者・n=7454]

注2:利用サービスは下記8種類についてそれぞれ単一回答で聴取
「キャッシュレス決済」「ポイントカード、ポイント決済」「ネットショッピング・ネットフリマ・ネットオークション」「ネットバンキング・ネットでの銀行サービス」「家計簿・資産管理アプリ」「お金や金融・経済に関するニュースサイト・アプリ」「お金や金融・経済に関する動画の視聴」「株取引アプリ・オンラインで株式・投資商品の取引」

オンライン上でお金を扱うことへの不安を和らげるには、各サービスで用意されている安全設定や対策を確認するとともに、利用者自身も認証設定、不審なメール・SMSへの注意、利用履歴の確認などを意識することが大切です。安全に利用するための設定や注意点は各サービスの案内ページなどで確認できます。例えば、ドコモでは「d払いの安全への取組み」として、安全対策や利用者が確認できるポイントが紹介されていますので、あわせてご確認ください。

また、モバイルICTに関する調査結果は「モバイル社会研究所白書2025年版」でも紹介しています。
当白書は、ICT利用状況全般の調査結果をまとめていますので、ぜひご覧ください。
モバイル社会研究所白書2025年版(全体)

調査概要 ―「2026年 お金とICT調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 7637
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2026年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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