【防災】
同居家族の携帯電話の番号を半数以上は一人も覚えていない
(2025年3月3日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
調査結果
2024年11月実査より、家族の携帯番号の記憶についてまとめましたので、お伝えします。
1. 同居家族の少なくとも一人の番号を覚えている人は49%
家族の携帯電話(スマートフォンやケータイ)の電話番号を覚えている人の割合について調査を行った結果、同居家族のうち少なくとも一人の番号を覚えている人は49%でした。(この分析は、同居家族がいて、その中に少なくとも一人以上が携帯電話を所有している人がいる人が対象です)。年代別に見ると、若年層の覚えている割合が高く、15〜24歳の層では3人に2人が一人以上の電話番号を覚えていると回答しました。
図1. 同居家族の携帯電話の番号を覚えている
※同居家族がいる人で一人以上の同居家族が携帯電話を持っている人が対象
2. 4人に1人が別居家族の一人以上の番号を覚えている
次に、別居家族(別居家族がいて、その中に少なくとも一人以上が携帯電話を所有している人がいる人が対象です)の携帯電話の番号を覚えているか調査しました。その結果、図2の通り、4人に1人が一人以上の番号を覚えていると回答しました。こちらも若年層が高く、15-24歳は35.5%が少なくとも一人以上の携帯電話の番号を覚えていると答えました。
図2. 別居家族の携帯電話の番号を覚えている
※別居家族がいる人で一人以上の別居家族が携帯電話を持っている人が対象
3. 同居家族の親の番号を覚えている48% 子の番号を覚えている26%
ここからは家族の続柄別に、携帯電話の番号を覚えているか見ていきます。最初は同居家族の親と子になります。親の携帯電話の番号については、若年層は覚えている割合が高く、15-24歳では3人に2人が覚えていると回答しました。全体でも48%が覚えています。
それに対して、子の番号を覚えている割合は低く、全体では4人に1人でした。
図3. 親または子の携帯電話の番号を覚えている
※同居家族に親または子がいる人でその人が携帯電話を持っている人が対象
※青年15-24歳の子は対象者が少ないため非表示
4. 同居家族の配偶者の番号を覚えている 若年層・女性が高い傾向
配偶者の携帯電話の番号を覚えているかを性年代別に見たのが図4となります。若年層・女性ほど高い傾向になります。
図4. 配偶者の携帯電話の番号を覚えている
※同居家族に配偶者がいる人でその人が携帯電話を持っている人が対象
※青年15-24歳は対象者が少ないため非表示
災害時には停電等により、スマホの電源が切れることがあります。 代替手段(公衆電話や固定電話、他の人のスマホ等)で電話をかける時に、自身のスマホを見れば電話番号が分かっても、覚えていなければ、電話をかけることはできません。また、普段利用しているメッセージ機能もスマホの電源が切れると、使えなくなります。
以前お伝えした「公衆電話のかけ方(2025年1月16日レポート参照)」と同じく、スマホが使えない時の代替手段も平時に確認してほしいです。
参考資料:図5. 家族の携帯電話の番号を覚えている
なお、防災に関する調査結果は「モバイル社会研究所白書2024年版」でも紹介しています。
当白書は、防災に関する調査結果だけではなく、ICT利用状況全般の調査結果をまとめていますので、是非ご覧ください。
・モバイル社会研究所白書2024年版(防災調査)
・ モバイル社会研究所白書2024年版(全体)
調査概要―「2024年防災調査」―
調査方法 | Web |
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調査対象 | 全国 15~79歳男女 |
有効回答数 | 10,355 |
サンプリング | QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。 |
調査時期 | 2024年11月 |
問い合わせ先
本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。
モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
< https://www.moba-ken.jp/whitepaper/>