このページの本文へ移動

モバイル社会研究所

メニュー

通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【防災】
災害用伝言板 体験版の利用で利用できる自信が3倍高い
―今日は防災の日 一度体験してはどうですかー
(2022年9月1日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 災害用伝言板を正確に利用できる自信がある4人に1人
  • 災害用伝言板を正確に利用できる自信がある男性が高い傾向
  • 体験版を利用した人の6割が正確に利用できる

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年10月に防災に関する調査を実施しました。その中から、災害用伝言板についてまとめましたで、お伝えします。

1. 災害用伝言板を正確に利用できる自信がある 4人に1人 男性が高い傾向

8月29日のレポートで災害用伝言板の認知率及び利用率をお伝えしましたが、今回は正確に利用できるか聞いた結果をまとめました。正確に利用できる人は4人に1人です(図1)。また男性がより地震がある傾向でした(図2)。なお、年代差は見られませんでした。

図1. 災害用伝言板を正確に利用できる自信 ※災害用伝言板を知っている人が対象

図2. 災害用伝言板を正確に利用できる自信 男女別※災害用伝言板を知っている人が対象

2. 体験版を利用した人はしていない人と比較し3倍利用できる自信が高い

体験版で利用した人或いは実際の災害で利用した人は、正確に利用できる自信の割合が高いです(図3)。

図3. 災害用伝言板を正確に利用できる自信 利用経験別※災害用伝言板を知っている人が対象

9月は防災月間です。災害用伝言板の体験など、平時にできることがあります。この後、台風の季節にもなりますので、この機会に防災意識を高めてみてはいかがでしょうか。

参考情報

「体験サービス」が利用できる日があります。

NTTドコモ 災害用伝言板 https://www.docomo.ne.jp/info/disaster/disaster_board/

調査概要 ―「2021年防災・減災調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国  15~79歳男女
有効回答数 9,072
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年10月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

page top