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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【防災】
災害用伝言板 認知率は半数 その内利用した人は約1割
(2022年8月29日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 災害用伝言板 認知率は49%
  • 認知率は東日本、九州が高い傾向 認知率が高い県 栃木県・佐賀県・福島県・福岡県・岩手県
  • 利用した経験がある約1割 災害時4%、体験版8%

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年10月に防災に関する調査を実施しました。その中から、災害用伝言板についてまとめましたで、お伝えします。

1. 災害用伝言版を知っている半数

災害用伝言板を知っている人は49%でした。年代別は30代が最も高く55%、最も低いのは10代で39%でした(図1)。都道府県別にみると、東日本および九州が高い傾向であり、最も高いのは栃木県の57%でした(図2)。

図1. 災害用伝言板の認知率

図2. 災害用伝言板の認知率 都道府県別

2. 災害時の利用4% 体験版での利用8%

実際に利用した経験がある人は、災害時の利用及び体験版での利用を合わせると1割でした。年代別に見ると、災害時の利用は若年層が高い傾向です(図3)。

図3. 災害用伝言板の利用率 年代別※災害用伝言板を知っている人が対象

9月は防災月間です。一度、体験版を活用し、発災時に備えることをお勧めします。

参考情報

「体験サービス」が利用できる日があります。

NTTドコモ 災害用伝言板 https://www.docomo.ne.jp/info/disaster/disaster_board/

調査概要 ―「2021年防災・減災調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国  15~79歳男女
有効回答数 9,072
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年10月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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