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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【サービス】
オンライン動画サービス利用率83% 有料動画サービス利用は10年で拡大、シニアも3割超
(2026年5月28日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • オンライン動画サービス利用83%、シニア層も73%が利用
  • 全年代に広がる有料動画サービス利用、10年で利用が大きく拡大
  • 動画サービス別利用状況、一部のサービスに利用が集まる

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所が2026年2月に全国の15歳~79歳の男女を対象に実施したWeb調査結果より、オンライン動画サービスの利用状況についてお伝えします。
※本調査では、YouTube、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスに加え、InstagramなどSNS上で動画を視聴する利用も「オンライン動画サービス」に含めて集計しています。
※2015年・2016年調査は一部80歳以上を含み、シニア層に含めて集計しています。(2015年n=47、2016年n=55)

1. オンライン動画サービス利用83%、シニア層でも73%に浸透

オンライン動画サービスの利用について、全国の15~79歳を対象とした調査では、無料・有料・ライブ動画サービスのいずれかを「月1回以上利用している」割合は83%となり、動画サービスが多くの人にとって身近な利用メディアとなっていることがわかりました。(図1-1)

また、オンライン動画サービスの利用拡大の背景として、スマートフォンの高い普及率も挙げられます。モバイル社会研究所の別の調査では、携帯電話のスマートフォン比率は98.3%となっています。
(出典:モバイル社会研究所「モバイル動向調査」、2026年3月19日

図1-1. オンライン動画サービスの利用状況(2026年調査)[%]
[調査対象:全国の15歳~79歳男女(n=6,748)]

※「利用している」は無料動画サービス、有料動画サービス、ライブ動画サービスのいずれかを月1回以上利用している割合

年代別の推移(図1-2)を見ると、すべての年代で利用率は長期的に上昇してきました。一方で直近数年は伸びが緩やかになり、高い水準で横ばいに近い動きとなっています。若年層(15~29歳)では9割を超え、中年層(30~59歳)でも8割を超えるなど、利用は高水準で推移しています。

一方、シニア層(60~79歳)はこの10年で利用率が2倍となり7割を超えています。
シニア層のインターネット利用・スマートフォン利用の広がりも、オンライン動画サービス利用の底上げにつながっていると考えられます。
(出典:モバイル社会研究所「シニア調査」、2026年3月23日

図1-2. 年代別 オンライン動画サービスの利用状況(年代別、経年) [%]
(2015年~2026年調査)

※「利用している」は無料動画サービス、有料動画サービス、ライブ動画サービスのいずれかを月1回以上利用している割合
※ライブ動画サービスは2021年より調査開始

2. 全年代に広がる有料動画サービス、10年で利用が大きく拡大

次に、無料・有料・ライブ別に動画サービスの利用率の推移を見ると(図2-1)、無料動画サービスは長期的に高い利用率を維持している一方、有料動画サービスはこの10年で利用が大きく拡大しています。ライブ動画サービスは調査開始以降、一定の利用が見られます。

これを年代別に見ると(図2-2~2-4)、有料動画サービスはすべての年代で利用が拡大していることがわかります。特に若年層では2018年以降の伸びが大きく、現在は約6割が利用しています。中年層でも利用は着実に拡大し、2026年には4割半ばに達しました。
シニア層においても有料動画サービスの利用率は増加し、現在は3割を超えています。加えて、シニア層では無料動画サービスの利用も伸びており、動画サービス全体の利用が底上げされていることがうかがえます。

無料動画サービスは、年齢にかかわらず多くの人に利用されています。有料動画サービスは若い世代から広がり、今では中年層やシニア層にも利用が広がっています。

図2-1. 動画サービス別の利用状況経年推移(全年代)[%]

※ライブ動画サービスは2021年より調査開始



図2-2. 動画サービス別の利用状況経年推移(若年層)[%]

※ライブ動画サービスは2021年より調査開始



図2-3. 動画サービス別の利用状況経年推移(中年層) [%]

※ライブ動画サービスは2021年より調査開始



図2-4. 動画サービス別の利用状況経年推移(シニア層) [%]

※ライブ動画サービスは2021年より調査開始

なお、若い年代ほど利用率が高い一方、参考図で示すように、利用者構成比では中年層・シニア層の比重が大きくなっています。オンライン動画サービスは「若者ほど使う」だけではなく、利用者数としては中年層・シニア層の存在が大きいことがうかがえます。

参考図.動画サービス区分別 利用者の年代構成比[%]
(2026年調査)

3. 無料動画はYouTube が約7割、有料動画はAmazonプライム・ビデオを約3割が利用、一部のサービスに利用が集まる

各動画サービス別の利用状況(利用率上位5サービス)をみると、無料・有料・ライブ動画のそれぞれで、利用が一部のサービスに集中していることがわかりました。

無料動画サービス(図3-1)では、YouTubeの利用率が69.9%と最も高く、他のサービスを大きく上回っています。続いて、TVerやInstagramはともに約3割、TikTokが2割程度となっています。
有料動画サービス(図3-2)では、Amazonプライム・ビデオが29.1%と最も高く、次いでNetflixが13.2%となっています。その他のサービスは1桁台にとどまっており、有料動画サービス市場においても、利用が一部のサービスに集まっていることがわかります。
ライブ動画サービス(図3-3)では、YouTube Liveの利用率が9.1%と最も高く、TikTok LIVEやInstagram Liveがこれに続いています。ライブ動画サービスは、無料・有料動画サービスと比べて利用率が低い傾向です。

図3-1. 無料動画サービス別 利用率(2026年調査)[%]
[調査対象:全国の15歳~79歳男女(n=6,748)]



図3-2. 有料動画サービス別 利用率(2026年調査)[%]
[調査対象:全国の15歳~79歳男女(n=6,748)]



図3-3. ライブ動画サービス別 利用率(2026年調査)[%]
[調査対象:全国の15歳~79歳男女(n=6,748)]

調査概要 ―「出典:2026年 一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web調査
調査対象 全国15歳~79歳男女
有効回答数 6,748
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割り付け
調査時期 2026年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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