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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【シニア】
シニアがスマホを所有した最大のきっかけは「家族から勧め」が27%で最多
(2024年4月18日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマホ所有きっかけ最も大きかったのは「家族からの勧め」「使いたい機能・アプリがあったから」「3G終了するか」「仕事で必要」が上位(図1
  • 80代女性は「家族からの勧め」が4割を超す(図2
  • 直近でスマホを所有した人のきっかけ「3Gが終了すると聞いた」「家族からの勧め」が多い(図3
  • 中規模都市(20万人以上)は「家族からの勧め」の割合が高い(図4

調査結果

2024年1月に訪問留置法(調査員が訪問し調査を承諾頂いた方に紙で質問票を配り後日回収)を用いて実査した結果より、シニアのスマホ所有について、分析した結果をお伝えします。

1. スマホ所有きっかけ最も大きかったのは「家族からの勧め」「使いたい機能・アプリがあったから」「3Gが終了すると聞いた」「仕事で必要」が上位

シニアのスマホ所有率は年々増加し、70代も8割を超えました(2024年3月18日レポート)。それではシニアがスマホを所有した最大のきっかけは何か、調査した結果を伝えます。最も多い理由は「家族からの勧め」で27%、続いて「使いたい機能・アプリがあった」が18%、「3Gが終了すると聞いたから」が14%、「仕事で必要となった」も14%、「周囲がスマホを持った」が12%で、この5つの理由で全体約9割を占めます。

カテゴリー別では「自主的」「人からの勧め」「周囲の影響」「従来型のケータイ要因」の4つに分けることができました。

図1. シニアのスマホ所有最大のきっかけ(外枠:詳細 内枠:カテゴリー)

2.  80代女性は家族からの勧めが4割を超す

シニアがスマホ所有した最大のきっかけを、性年代別に見たのが図2です。全ての性年代で「家族からの勧め」が最も多いですが、その割合は年代が上がり、かつ女性の方がより多くなり、80代女性は4割を超えます。また男性の60・70代は「仕事で必要となった」割合も2割を超えています。

図2. シニアのスマホ所有最大のきっかけ(性年代別)



3. 直近でスマホを所有した人のきっかけは「3Gが終了すると聞いた」「家族からの勧め」が多い

次にスマホを所有した時期に着目して、所有きっかけを見ていきます。7年以上前から所有している人は能動的きっかけ「使いたい機能・アプリがあった」が多いです。そこから「家族からの勧め」や「周囲がスマホ持ったから」が増え、直近でスマホを持った人は「従来型のケータイ要因」「3Gが終了すると聞いた」が増えています。

図3. シニアのスマホ所有最大のきっかけ(所有時期別)


4. 中規模都市(20万人以上)は「家族からの勧め」の割合が高い

最後に居住する都市規模別にスマホを所有したきっかけを見ていきます。「家族からの勧め」が最も多いですが、特に多いのは20万人以上の都市で3人に1人となっています。

図4. シニアのスマホ所有最大のきっかけ(都市規模別)

シニアも多くの人がスマホを所有する時代になり、その所有したきっかけは何時所有したかによって、その理由も変わって来ていました。今後の分析では所有したきっかけによりスマホの利活用にどのような違いがあるか、分析し報告する予定です。

また、シニアに関する調査結果は「モバイル社会研究所白書2023年版」でも紹介しています。当白書は、シニアに関する調査結果だけではなく、ICT利用状況全般の調査結果をまとめていますので、是非ご覧ください。

モバイル社会研究所白書2023年版(全体)
モバイル社会研究所白書2023年版(シニア調査)

調査概要 ―「2024年シニア調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 全国・60~84歳男女
有効回答数 1,130
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2024年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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