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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【シニア】
シニアのスマホ利用時間 増加47% 変化なし50% 減少3%
―現在利用が活発なシニアがより今後も使いたい意欲が高い―
(2023年7月27日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 約半数のシニアはスマホ利用時間が増えている 女性の増加がより大きい(図1
  • 約3割が今後よりスマホを利用したい 女性が高い傾向(図2
  • 現在利用時間が長いシニアが今後より使いたいと回答 情報格差が広がる可能性(図3、図4

調査結果

2023年1月に訪問留置法(調査員が訪問し調査を承諾頂いた方に紙で質問票を配り後日回収)で実査した結果より、シニアのスマホ利用意向について、分析した結果をお伝えします。

1. 約半数のシニアはスマホ利用時間が増えている 女性の増加がより大きい

2023年3月27日のレポートでスマホの所有率が上昇しているとお伝えしました。今回はスマホを所有しているシニアにスマホの利用時間が増えているか調査しました。その結果、約半数が増えている・やや増えていると回答しました。特に女性は増えている割合が多いです(図1)。

 

図1. スマホの利用時間の増減(性年代別)

※スマホ所有者が対象

2. 約3割が今後よりスマホを利用したい 女性が高い傾向

次に今後のスマホの利活用について、意向を調査しました。その結果約3割が今より使ってみたいと回答しました。こちらも女性の方が使ってみたい割合が高い傾向でした。

図2. 今後のスマホ利用意向

※スマホ所有者が対象

3. 現在利用時間が長いシニアが今後より使いたいと回答 情報格差が広がる可能性

最後にスマホの利用時間増減と、今後の利用意向について合わせて考察します。図3の通り、スマホの利用時間が増加しているシニアほど、今後さらに使いたい傾向にあります。また、図4の通り、今後の意向と現在のスマホ利用時間を見ても、今後の意向が高いシニア程、現在のスマホの利用時間が長い傾向です。

シニア全体では、今以上使いたい人が減らしたい人よりかなり多いため(図2を参照)、利活用は拡大傾向にあると思われます。しかし、現状より活用している人がさらに使いたい傾向が見られた為(図4を参照)、シニア間での情報格差がより広がる可能性があります。今後その点についても調査を続けていきたいと考えています。

図3. スマホの利用時間の増減と今後のスマホ利用意向

※スマホ所有者が対象



図4. 今後のスマホ利用意向と現在のスマホ利用時間

※スマホ所有者が対象

調査概要 ―「2023年シニア調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 全国・60~79歳男女
有効回答数 1,350
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2023年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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