【ライフスタイル】
QRコード決済「今後も使いたい」は7割超(2026年9月10日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
調査結果
NTTドコモ モバイル社会研究所では、2026年2月に全国の15〜69歳を対象にQRコード決済の利用意識・行動に関する調査を実施しました。本レポートではQRコード決済の利用者のうちどの程度が「今後も使いたい」「家族・友人に勧めたい」と思っているかについて報告します。
【関連する調査結果】
1. QRコード決済、月1回以上利用は20代未満8割、60代も7割
- まず、QRコード決済の利用頻度を年代別に集計しました。その結果、月1回以上QRコード決済を利用する割合は10代84%、20代82%、30代79%、40代77%、50代75%、60代71%で、いずれの年代でも7割以上がQRコード決済を月1回以上利用していました。
- 続いて、地域別に集計した結果を見ると、いずれの地域でも月1回以上利用する割合は75%から79%の範囲で、地域による利用頻度の差は大きくありませんでした。
- 年代別では10代と60代で13ポイントの差がみられた一方、地域別では最大でも4ポイントの差にとどまり、利用頻度の違いは、地域別よりも年代別で大きい傾向がみられました。
図1. 年代別にみたQRコード決済サービスの利用頻度 [年代別](単一回答)
[調査対象:全国の15〜69歳]
図2. 地域別にみたQRコード決済サービスの利用頻度 [地域別](単一回答)
[調査対象:全国の15〜69歳]
※地域9区分の対象都道府県はcsvファイルに掲載しています。
※各割合は個別に四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
2. QRコード決済を「今後も使いたい」は72%「人に勧めたい」は43%
それでは、どの程度の人がQRコード決済について「今後も使いたい」「家族・友人に勧めたい」と思っているのでしょうか。QRコード決済サービス利用者に質問をした結果「今後も使いたい」と答えた人は72%に達した一方「家族・友人に勧めたい」と答えた人は43%にとどまり、両者には29ポイントの差がみられました。
自分自身が今後も使いたいことと、他者に勧めることは、必ずしも同じではないことがうかがえます。
図3. QRコード決済を今後も使いたい、家族・友人に勧めたいと思う割合(単一回答)
[調査対象:QRコード決済サービスを利用している全国の15〜69歳]
3. 60代はQRコード決済を約8割が「今後も使いたい」が「勧めたい」人は37%
続いて、年代別に比較したところ「今後も使いたい」割合は60代が最も高く78%となり、その他の年代も6~7割となりました。その一方で「家族・友人に勧めたい」は10代の55%から徐々に低下し60代は37%でした。「今後も使いたい」と「家族・友人に勧めたい」の差は、60代が41ポイントで最も大きくなりました。
60代は月1回以上利用する割合が71%と年代別で最も低い一方、QRコード決済サービス利用者の「今後も使いたい」割合は78%で最も高くなりました。
図4. QRコード決済を今後も使いたい、家族・友人に勧めたいと思う割合[年代別](単一回答)
[調査対象:QRコード決済サービスを利用している全国の15〜69歳]
※見やすさを優先し、グラフ内のnは省略しています。年代・系列別のnはcsvファイルに掲載しています。
4. 困ったときに相談できる人ほど家族・友人にQRコード決済を勧めたいと思う
高齢者ほど勧めたいと回答する割合が低い要因は何があるのでしょうか。QRコード決済で「困ったときに相談できる」と感じているかどうか別に、「家族・友人に勧めたい」割合を年代別に集計しました。
その結果、年代差は残っているものの「相談できる」と感じている人ほど、家族や友人に勧めたいと思う傾向がみられました。
相談できるという安心感と推奨意向には関連がみられましたが、「相談できると思う」人に限定しても年代差は残りました。家族構成や普段のLINE利用状況との関連も確認しましたが、年代差を十分に説明するには至りませんでした。推奨する相手や機会など、今回捉えきれていない要因が関わっている可能性もあり、今後の調査が必要と考えられます。
図5.
家族・友人に勧めたいと思う割合[困ったときに相談できるという認識別・年代別](単一回答)
[調査対象:QRコード決済サービスを利用している全国の15〜69歳]
※見やすさを優先し、グラフ内のnは省略しています。年代・系列別のnはcsvファイルに掲載しています。
QRコード決済は幅広い年代で利用されており、「今後も使いたい」と思う割合も60代の78%をはじめ、いずれの年代でも比較的高い評価となりました。その一方「家族・友人に勧めたい」と思う割合は、年代が高くなるほど低くなる傾向がみられました。「困ったときに相談できる」と感じる人ほど、家族や友人に勧めたいと思う傾向がみられました。
モバイル社会研究所では、今後もモバイルサービスの利用実態について、継続的に調査・発信していきます。なお、「ドコモスマホ教室」では、スマートフォンをあんしん・安全に使うための講座を提供しています。スマホを使ったキャッシュレス決済など幅広く学べる講座を提供していますのでご活用ください。
参考: ドコモスマホ教室 - スマホをかんたん、便利に、楽しく学ぼう
調査概要 ―「出典:2026年 あんしんなモバイル利用調査」―
| 調査方法 | Web調査 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国 15歳〜69歳男女 |
| 有効回答数 | 8,938(2026年2月調査) |
| サンプリング | クォータ・サンプリングを用いて、日本の人口構成(性別・年齢[5歳刻み]・都道府県)に基づきサンプルサイズを設計し、オンライン登録パネルから回答を収集 |
| 調査時期 | 2026年2月 |
問い合わせ先
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モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/
