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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす

光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
8割を超える人が今の社会は「情報が多すぎる」と感じている(2026年8月20日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 83.1%の人が今の社会は「情報が多すぎる」と感じている(図1
  • 女性の方が「情報が多すぎる」と感じている割合が多い(図2
  • 「情報が多すぎる」と感じている人はメディア接触時間が長い訳ではない(図3
  • 「情報が多すぎる」ことで、マイナス面と合わせてプラス面も実感している人が多い(図4
  • 「情報が多すぎる」ことによる影響 マイナスの影響は若年層、プラスの影響はシニア層が高い傾向(図5・図6

調査結果

2026年2月調査より、情報過多についてまとめましたので、お伝えします。

1. 83.1%の人が今の社会は情報が多すぎると感じている

多くの人がスマートフォンを所有するようになり(参考:2026年3月19日のレポート)、いつでもどこでも情報を入手できる環境が整いつつあります。本レポートでは、情報がさまざまな手段で容易に入手できる現在(参考:2026年4月23日のレポート)、どの程度の人が「情報が多すぎる」と感じているのかを調査した結果を紹介します。

「今の社会は情報が多すぎる」と感じている人は83.1%(「そう思う」と「まあそう思う」の合計)に達しました(図1)。また、男女別に見ると、男性よりも女性の方が、情報が多すぎると感じている割合が高いことが分かりました(図2)。

図1. 情報が多すぎると感じる(n=7,359)%



図2. 情報が多いと感じる[性年代別]

2. 情報が多すぎると感じている人はメディア接触時間が長い訳ではない

では、情報が多いと感じている人のメディア接触時間はどのようになっているのでしょうか。ここでは、スマートフォンの利用時間(1日)とテレビの視聴時間(1日)との関係を見ていきます。

分析の結果、「今の社会は情報が多すぎる」と感じている人ほど、スマートフォンの利用時間やテレビの視聴時間が長いという傾向は見られませんでした(図3)。「情報が多すぎる」の認識は、単純な接触時間の長さよりも、情報との接し方や受け止め方と関係している可能性があります。

図3. 情報が多すぎると感じているかとメディア接触時間(1日)

3. 情報が多すぎることで、マイナス面と合わせてプラス面も実感している人が多い

次に、「今の社会は情報が多すぎる」と少しでも感じている人を対象に、情報が多すぎることでこの1週間に感じたことを調査しました。対象は、「今の社会は情報が多すぎる」に対して「そう思う」「まあそう思う」「あまりそう思わない」と回答した人です。
「疲労やストレスを感じる」「判断に迷いが生じる」はいずれも約7割となりました。また、「集中力を欠く」「どの選択肢が良いか決められない」も6割程度に達しており、情報の多さが心理的負担や意思決定の難しさにつながっている様子がうかがえます(図4)。

一方で、情報が多いことにはマイナス面だけでなく、プラス面も見られました。「新しい知識を得ることができる」や「物事の理解を深めることができた」は約8割と高く、情報が多すぎると感じている人であっても、多様な情報に接することを通じて知識獲得や理解の深化を実感していることが分かりました。

図4. 情報が多すぎることでこの1週間に感じたこと(n=7,180)

※回答は4件法(「ある」「たまにある」「あまりない」「ない」)で行い、「ある」と「たまにある」を合わせた割合

4. 情報が多すぎることによる影響 マイナスの影響は若年層、プラスの影響はシニア層が高い傾向

次に、情報が多すぎることでこの1週間に感じたことについて、年代別に見ていきます。

図5は、情報の多さによるマイナスの影響に関する項目です。その結果、「素早く決断してしまう」を除き、多くの項目で若年層ほど割合が高い傾向が見られました。若年層では、情報の多さによる疲労やストレス、判断への迷いなどを感じている人が比較的多いようです。

一方、図6はプラスの影響に関する項目です。こちらはシニア世代ほど割合が高い傾向が見られました。シニア世代では、情報の多さを通じて新しい知識を得たり、物事への理解を深めたりする機会が多いと感じている人が比較的多いことが分かりました。

図5. 情報が多すぎることでこの1週間に感じたこと[マイナス面:年代別]

※回答は4件法(「ある」「たまにある」「あまりない」「ない」)で行い、「ある」と「たまにある」を合わせた割合



図6. 情報が多すぎることでこの1週間に感じたこと[プラス面:年代別]

※回答は4件法(「ある」「たまにある」「あまりない」「ない」)で行い、「ある」と「たまにある」を合わせた割合

なお、「モバイル社会白書2025年版」ではICT利用状況全般の調査結果をまとめていますので、是非ご覧ください。

モバイル社会白書2025年版(全体)

調査概要 ―「2026年情報への向き合い方調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国 15~79歳男女
有効回答数 7,359
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2026年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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