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モバイル社会研究所

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光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
X・Instagramいずれも若年ユーザーの4割超が情報を発信~年代別に見る主要SNSの利用率・利用スタイル~(2026年9月28日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 主要SNSの利用率は全年代共通して増加傾向にあり、若年層を中心に普及している(図1)
  • ただしFacebook利用は他SNSと違い中高年層中心とみられる(図4)
  • XとInstagramでは若年層の発信・投稿割合が比較的高く、TikTokは全年代で閲覧中心(図7~9)

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2026年1月に全国の15歳〜79歳の男女を対象にWeb調査を実施しました。本レポートでは、その結果をもとに、年代ごとのSNS利用率、利用状況についての分析をご紹介します。

1. 5大SNS利用は6割超えで中高年層にも拡大、SNSごとに異なる年代構成

 SNSのうち5サービスを取り上げ、図1に2020年から2026年までの7年間の利用率と、5サービスのうちいずれか1つでも利用している人の割合である「SNS利用率」を示しました。
 いずれのSNSも直近7年で利用率が上昇しています。SNS利用率は2020年の50.2%から2025年までの5年間で約15ポイント上昇しており、2025年、2026年の直近2年間はおおむね65%前後で安定しています。
 それぞれのサービスの利用率を見ると、2026年調査時点では、X(旧Twitter)が47.1%、Instagramが46.3%、TikTokが26.6%、Facebookが25.6%、Threadsが11.3%です。半数近くがXまたはInstagramを利用していることになります。

図1. 主要SNS利用率の推移(2020年~2026年)

※複数回答 ※Threadsは2024年調査より聴取開始
※SNS利用率…図1で取り上げた主要5サービスのうち1つでも利用していると回答した回答者をSNSユーザー(利用者)として集計しています。
※2025年・2026年調査では、SNS利用の有無について「利用しているし、発信・投稿もしている」「利用しているが、発信・投稿はしていない」「知っているが、利用していない」「知らない」の4区分で聴取しました。本レポートでは、前2者いずれかの回答者を「ユーザー」として集計しています。

 次に、年代ごとのSNS利用率を見てみましょう。10代から70代までの7段階に分けて、それぞれのサービス利用状況を図2から図6に示しました。その結果、2020年から2026年にかけて、SNSの利用は若年層にとどまらず中高年層にも広がっているだけでなく、SNSごとにユーザーの年代構成や普及過程が異なっていることが分かりました。
 細かく見ていくと、XとInstagramは10代・20代の利用率が一貫して突出して高い一方、30代・40代を含む中高年層でも普及が進んでいます(図2、図3)。そしてFacebookは、他のSNSに比べて中高年層中心の利用構造が続いているのが特徴です。2026年時点では、利用率の高い30代が28.7%、40代が28.4%であるのに対し、70代に加えて10代も21.1%と低く、若年層の利用率も相対的に低い状況です(図4)。
 それとは対照的に、TikTokは7年間を通して10代の突出した利用率の高さが顕著です(図5)。年代が上がるにつれて利用率も下がりますが、しだいに全年代に広まりつつある様子がうかがえます。Threadsは調査を始めてまだ3年ですが、20代を中心に利用が拡大してきている様子が読み取れます(図6)。
 しかし、SNSユーザーと一口に言っても、その利用の目的や仕方はさまざまです。こうしたSNSは、実際にはどのように利用されているのでしょうか。



図2. 年代別 Xの利用率の推移



図3. 年代別 Instagramの利用率の推移



図4. 年代別 Facebookの利用率の推移



図5. 年代別 TikTokの利用率の推移



図6. 年代別 Threadsの利用率の推移

※横軸の目盛りは図ごとに異なります。 ※本調査の回答者は15~79歳です。
※各年・各年代の回答者数につきましては、本レポート末尾の(参考)表1をご確認ください。

2. X・Instagramは若年層ユーザーの4割以上が発信・投稿、TikTokは全年代で閲覧中心

 次に、SNSがどのように利用されているのかを見てみましょう。ここでは、先ほど利用率を確認した5サービスのうち、利用率が上位のX、Instagram、TikTokを取り上げます。各サービスのユーザーを「利用し、発信・投稿もする」と「利用するが、発信・投稿はしない」の2群に分け、年代別(7区分)および男女別の構成比を示しました(図7~9)。
 年代別に見ると、いずれのSNSでも、年代が高くなるほど「利用するが、発信・投稿はしない」ユーザーの割合が高くなる傾向がみられます。一方、発信・投稿をするユーザーの割合はSNSによって異なります。Xでは10~30代、Instagramでは10代・20代のユーザーの4割以上が発信・投稿を行っています(図7、図8)。特にInstagramでは、発信・投稿をする10代ユーザーの割合が49.6%と、ほぼ半数に達しています。この2サービスでは、若年層ユーザーの多くが閲覧だけでなく、発信・投稿も行っていることがわかります。
 これに対し、TikTokでは、利用率が55%に達する10代でも、発信・投稿をするユーザーは20.9%にとどまり、すべての年代で「利用するが、発信・投稿はしない」ユーザーが多数を占めています(図9)。このことから、TikTokでは、投稿されたコンテンツを視聴する閲覧中心の利用スタイルが主流であることがわかります。
 男女別に見ると、いずれのSNSでも利用スタイルに大きな差はみられません。ただし、TikTokでは、発信・投稿をするユーザーの割合が女性より男性で3ポイント高くなっています。以上から、発信・投稿の有無という利用スタイルには、性別よりも年代の違いが強く関係していると考えられます。

図7. 年代別Xの利用スタイル(Xを利用する全国15~79歳)



図8. 年代別Instagramの利用スタイル(Instagramを利用する全国15~79歳)



図9. 年代別TikTokの利用スタイル(TikTokを利用する全国15~79歳)

3. まとめ

 本分析を通じて、Facebookを除く主要SNSでは、若年層ほど利用率が高い傾向にあることがわかりました。また、XとInstagramでは、若年層ほど発信・投稿を行う割合が高いことがわかりました。一方、TikTokは年代を問わず閲覧のみのユーザーが多数を占めます。こうしたSNSの利用スタイルの違いには、性別よりも年代差のほうが強く関係していると考えられます。今後も、SNSごとのユーザーの特徴について、利用スタイルや目的などを切り口に調査・分析を行っていきます。

 NTTドコモでは、これまでのモバイルICT利用動向に関する調査結果を「モバイル社会白書2025年版」にまとめていますので、ぜひご覧ください。
モバイル社会白書2025年版(全体)

(参考)表1 世代別 回答者数(2020年~2026年)(人)



(参考)図10 年代別 主要SNS利用率の推移

※複数回答 ※Threadsは2024年調査より聴取開始
※SNS利用率…図1で取り上げた主要5サービスのうち1つでも利用していると回答した回答者をSNSユーザー(利用者)として集計しています。

調査概要 ―「出典:2026年 一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web調査
調査対象 全国15歳~79歳男女
有効回答数 6,748
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割り付け
調査時期 2026年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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