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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【子ども】
子どものスマホの利用料金「3000円未満」が増加:中学生の利用料金に対する保護者の意識 「高い」は減少 「安い」「普通」が約8割に
(2023年3月9日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 子どものスマホの利用料金「3000円未満」が増加
  • 中学生の利用料金に対する保護者の意識は 「高い」は減少し、「安い」「普通」が約8割に

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年11月に子どものスマホ利用に関する調査を実施しました。

1. 子どものスマホの利用料金3000円未満が増加

2022年に実施した「子どものケータイ利用に関する調査」によると、小学生・中学生のスマホ利用料金は、2019年に比べ3000円未満が増加傾向にあり、特に中学生では、2019年には約6割だった3000円以上は約4割と減少しました。

また、小学生は3000円未満が約9割、3000以上は約1割と、中学生より安い傾向となっていました。

図1. 子どものスマホ利用料金

出所:2019~2022年  子どものケータイ利用に関する調査
母数:スマホ利用者
※サンプルサイズ50以下は参考値


2. 中学生の利用料金に対する保護者の意識は 「高い」が減少し、「安い」「普通」が約8割に

子どもの利用料金対する保護者の意識は、中学生では「高いと思う」が2019年の41%から24%と17ポイント減少、「安いと思う」「普通だと思う」があわせて76%となりました。

小学生は「安いと思う」と「普通だと思う」があわせて86%で、中学生の76%に比べると10ポイント高くなっていました。

図2. 子どものスマホ利用料金対する意識(保護者)

出所:2019~2022年 子どものケータイ利用に関する調査
  母数:スマホ利用者
※サンプルサイズ50以下は参考値


子どものスマホ利用率は年々増加しており、また所有開始年齢も低年齢化しています。(2023年2月27日子どもレポート) モバイル社会研究所では、今後も子どものスマホ利用について、引き続き調査を実施してまいります。

調査概要 ―「子どものケータイ利用に関する調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 関東1都6県・小学生及び中学生とその親
有効回答数 500
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年11月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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