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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

第6章 子どものICT利用

モバイル社会白書Web版

第1節 子どものICT端末所有状況
子どもが利用・所有している端末

◆ポイント◆

  • 自分専用の端末としてのスマートフォン所有率は中学3年生で約9割(資料6-1)。
  • 利用している端末は小学5年生まではタブレット利用が最も高く5~8割、小学6年生でスマートフォン利用がタブレット利用を抜き、中学生では9割を超える(資料6-2)。
  • スマートフォンの所有開始年齢は全体平均で10.1歳に。女子の平均は9.9歳と、初めて10歳を下回る(資料6-5)。

[資料6-1] 自分専用の端末として子どもが所有している携帯電話の種類[学年別](単一回答)

  • スマートフォン所有率は小学5年生以上で5割を超える。
  • 中学生は、1年生から85%に達し、3年生では約9割となる。

[資料6-1] 自分専用の端末として子どもが所有している携帯電話の種類[学年別](単一回答)

[資料6-2] 利用している端末の種類[学年別](複数回答)

  • 小学5年生まではタブレット利用が最も高く、5~8割。
  • 小学6年生でスマートフォン利用がタブレット利用を抜き、中学生では9割を超える。
  • パソコン利用は、小学生低学年は3割弱、小学生高学年と中学生は3~4割。

[資料6-2] 利用している端末の種類[学年別](複数回答)

[資料6-3] 所有している携帯電話の種類の年次推移[学年別](複数回答)

  • 2021年から小学生のスマートフォン所有率がキッズケータイ所有率を上回る。
  • 中学生の所有率は2025年に86%。

[資料6-3] 所有している携帯電話の種類の年次推移[学年別](複数回答)

[資料6-4] 利用している携帯電話の種類の年次推移[学年別](複数回答)

  • スマートフォンの利用率は、中学生では95%。

[資料6-4] 利用している携帯電話の種類の年次推移[学年別](複数回答)

[資料6-5] スマートフォンの所有開始年齢[性別](単一回答)

  • スマートフォンの所有開始年齢は全体平均で10.1歳に。
  • 女子の平均は9.9歳と、初めて10歳を下回る。

[資料6-5] スマートフォンの所有開始年齢[性別](単一回答)

[資料6-6] スマートフォン使い始め理由[性別](複数回答)

  • いずれも「緊急時の連絡」が最も高く、約5割を超える。
  • 小学生から使い始めの理由は「子どもがいる場所の把握」、中学生から使い始めの理由は「進学または進級」が第2位。

[資料6-6] スマートフォン使い始め理由[性別](複数回答)

[資料6-7] インターネット利用時間[学年別]

  • 「勉強以外」は全学年でスマートフォンがタブレット・パソコンを上回り、特に中学生では顕著。
  • 「勉強」では、どの学年でもタブレット・パソコンがスマートフォンを上回る。

[資料6-7] インターネット利用時間[学年別]

第2節 子どものICTサービス利用状況
ICTサービス利用頻度、調べものでのICT利用頻度、文字入力スキル

◆ポイント◆

  • SNS利用状況、小中学生全体では約6割、中学生では9割を超える(資料6-11)。
  • 毎日学校や塾の宿題についてインターネットで調べたり動画を見たりする子ども、中学生で3割(資料6-14)。
  • 生成AIの利用率、小学生高学年・中学生が大きく上昇、中学生は、子の利用率が親の利用率を上回る(資料6-16)。

[資料6-8] 通話(LINE通話など通話アプリも合わせた通話時間)の利用頻度[学年別](単一回答)

  • 通話利用時間は学年が上がるに伴い増え、中学生は4割強が毎日通話をしている。

[資料6-8] 通話(LINE通話など通話アプリも合わせた通話時間)の利用頻度[学年別](単一回答)

[資料6-9] YouTube、テレビ、ストリーミングサービスの利用頻度[学年別](単一回答)

  • 最も利用時間が長いのは全学年でYouTubeで、毎日利用が7割を超える。
  • ストリーミングサービス(Netflix、Amazon Prime Videoなど)の利用も、全学年で3割前後。

[資料6-9] YouTube、テレビ、ストリーミングサービスの利用頻度[学年別](単一回答)

[資料6-10] SNSの利用状況[性学年別](複数回答)

  • 中学生になるとLINE利用が9割を超え、TikTok利用も約半数を超える。
  • 全体的に女子の方が男子より利用率が高い傾向。

[資料6-10] SNSの利用状況[性学年別](複数回答)

[資料6-11] SNSの利用状況の経年変化[学年別](単一回答)

  • 2025年は、小中学生全体では約6割、中学生では9割を超える。
  • 経年変化は、全体的には横ばいの傾向

[資料6-11] SNSの利用状況の経年変化[学年別](単一回答)

[資料6-12] SNSのサービス別利用状況年次変化[学年別](複数回答)

  • 各SNSの利用率の年次変化は、2025年は横ばいから、やや下降の傾向。

[資料6-12] SNSのサービス別利用状況年次変化[学年別](複数回答)

[資料6-13] スマートフォンやタブレット、専用ゲーム機でのゲーム利用頻度[学年別](単一回答)

  • 小学生高学年になると、専用ゲーム機での利用よりスマートフォンやタブレットでのゲーム利用が多くなる。
  • スマートフォンやタブレットで毎日ゲームをする中学生は7割弱。

[資料6-13] スマートフォンやタブレット、専用ゲーム機でのゲーム利用頻度[学年別](単一回答)

[資料6-14] 学校や塾の宿題について、インターネットで調べたり動画を見たりする頻度[学年別](単一回答)

  • 毎日学校や塾の宿題についてインターネットで調べたり動画を見たりする子どもは中学生で3割。

[資料6-14] 学校や塾の宿題について、インターネットで調べたり動画を見たりする頻度[学年別](単一回答)

[資料6-15] 普段の生活で疑問に思ったことについてインターネットで調べたり動画を見たりする頻度[学年別](単一回答)

  • 小学生高学年は約2割、中学生は3割強が毎日利用している。

[資料6-15] 普段の生活で疑問に思ったことについてインターネットで調べたり動画を見たりする頻度[学年別](単一回答)

[資料6-16] 生成AIの利用率[親子・学年別](単一回答)

  • 生成AIの利用率は、小学生高学年・中学生の子ども、親が大きく上昇。
  • 中学生は、子の利用率が親の利用率を上回る。

[資料6-16] 生成AIの利用率[親子・学年別](単一回答)

[資料6-17] 生成AIの使い始め理由[学年別](単一回答)

  • 使い始め理由では、中学生は「自分で調べた」、小学生は「お父さん・お母さんに教えてもらった」が最も高い。

[資料6-17] 生成AIの使い始め理由[学年別](単一回答)

[資料6-18] 生成AIの利用用途[学年別](複数回答)

  • 小学生、中学生ともに、「調べもの」が最も高い。

[資料6-18] 生成AIの利用用途[学年別](複数回答)

[資料6-19] 子どものICTスキル1[学年別](単一回答)

  • スマートフォンの文字入力ができる割合は、小学生低学年でも6割を超え、高学年で約9割、中学生は96%。
  • パソコンのキーボード入力は、小学生低学年約4割、高学年約8割、中学生は約9割ができると回答。

[資料6-19] 子どものICTスキル1[学年別](単一回答)

[資料6-20] 子どものICTスキル2[学年別](単一回答)

  • 「カメラで写真や動画を撮影」は、小学生低学年から8割を超える。
  • 「インターネットを使って情報を検索」は、小学生低学年で約5割。

[資料6-20] 子どものICTスキル2[学年別](単一回答)

[資料6-21] パソコンでの文字入力年次変化[学年別](単一回答)

  • パソコンの文字入力スキルは、2020年から2021年にかけて上昇。
  • 小学生低学年は、緩やかに上昇傾向、小学生高学年・中学生は横ばい。

[資料6-21] パソコンでの文字入力年次変化[学年別](単一回答)

[資料6-22] インターネット(検索、YouTube、オンラインゲーム、LINEなど)利用終了時間[学年別](単一回答)

  • 中学生では、8割弱が夜10時頃まで、またはそれ以降までインターネットを利用。

[資料6-22] インターネット(検索、YouTube、オンラインゲーム、LINEなど)利用終了時間[学年別](単一回答)

第3節 保護者の意識と親子間ルール
子どものICT利用への期待や不安、親子間ルール設定率、親子の連絡頻度、フィルタリング利用率

◆ポイント◆

  • 子どものICT利用に関する保護者の期待、小学生低学年では「情報を適切に収集する力が身につく」が最も高い(資料6-23)。
  • 会話時間は中学生になると減少するが、親子間のメッセージの頻度は多くなる(資料6-28、資料6-30)。
  • ペアレンタルコントロールの利用状況、小学生は77%、中学生は65%(資料6-31)。

[資料6-23] 子どものICT利用に関する保護者の期待[学年別](複数回答)

  • 小学生低学年では「情報を適切に収集する力が身につく」への期待が最も高い。
  • 「コミュニケーションがとりやすくなる」は、小学生では「家族とのコミュニケーション」が高いが、中学生になると「家族以外の人とのコミュニケーション」への期待が高くなる。

[資料6-23] 子どものICT利用に関する保護者の期待[学年別](複数回答)

[資料6-24] 子どものICT利用に関する保護者の不安[学年別](複数回答)

  • 学年が低い保護者の方が不安が高く、学年が上がると下がっていく傾向。
  • 「スマホへの依存」への不安が全学年で最も高い。

[資料6-24] 子どものICT利用に関する保護者の不安[学年別](複数回答)

[資料6-25] 子どもに携帯電話の利用を教える場合に保護者が感じる不安 [学年別](複数回答)

  • 学年が低い保護者の方が不安が高く、学年が上がると下がっていく傾向。
  • 「安全な使い方」が約6~7割と、全学年で最も高い。
  • 「端末やアプリの操作方法」はいずれの学年も比較的不安に感じる割合は低く、1割前後。

[資料6-25] 子どもに携帯電話の利用を教える場合に保護者が感じる不安[学年別](複数回答)

[資料6-26] スマートフォン利用の親子間ルールの設定率[学年別](複数回答)

  • 「料金(課金)」に関するルールは全学年で最も高い。
  • 「場所や時間」に関するルールは小学生で高い。
  • 「個人情報」に関するルールは小学生高学年、中学生で高い。

[資料6-26] スマートフォン利用の親子間ルールの設定率[学年別](複数回答)

[資料6-27] 子どもがスマートフォン利用の親子間ルールを破った際の行動[学年別](複数回答)

  • 親子間ルールを破った際には「子どもに注意する」が全学年で6~7割と最も高く、次に「子どもと話し合う」が約5割と続く。

[資料6-27] 子どもがスマートフォン利用の親子間ルールを破った際の行動[学年別](複数回答)

[資料6-28] 親子間の直接顔を合わせた会話時間[学年別](単一回答)

  • 会話時間は中学生になると減少し、特に毎日5時間以上は約3割から1割強に減少。
  • 毎日2時間以上会話する割合は、小学生では7割強~8割弱だが、中学生では約6割。

[資料6-28] 親子間の直接顔を合わせた会話時間[学年別](単一回答)

[資料6-29] 子どもが一人で過ごす時間[学年別](単一回答)

  • 子どもが一人で過ごす時間は学年が上がるにつれて長くなる傾向。
  • 毎日2時間以上の割合は、小学生低学年が1割弱、高学年が2割強、中学生が約4割。

[資料6-29] 子どもが一人で過ごす時間[学年別](単一回答)

[資料6-30] 親子間のメッセージ(LINEやメールなど)のやりとりの頻度[学年別](単一回答)

  • 親子間のメッセージ利用頻度は学年が上がると多くなる傾向。
  • 中学生は、ほぼ毎日が3割、週に1回以上で8割を超える。

[資料6-30] 親子間のメッセージ(LINEやメールなど)のやりとりの頻度[学年別](単一回答)

[資料6-31] ペアレンタルコントロールの利用状況[学年別](単一回答)

  • 小学生は77%、中学生は65%が、現在もペアレンタルコントロールを利用。
  • 中学生は「契約時に利用していたが現在は利用していない」が14%。

[資料6-31] ペアレンタルコントロールの利用状況[学年別](単一回答)

[資料6-32] フィルタリングや利用制限などのペアレンタルコントロール利用率の年次推移[学年別](単一回答)

  • 小学生の利用率はここ数年横ばい傾向。
  • 中学生の利用率は緩やかに上昇。

[資料6-32] フィルタリングや利用制限などのペアレンタルコントロール利用率の年次推移[学年別](単一回答)

[資料6-33] ペアレンタルコントロールの種類[学年別](複数回答)

  • 「閲覧内容のフィルタリング」が最も高く約8割、次いで「コンテンツの購入、ダウンロード制限」が約7割、「端末の利用時間の制限」が約6割と続く。

[資料6-33] ペアレンタルコントロールの種類[学年別](複数回答)

[資料6-34] 校内での私物の携帯電話の利用ルール[学年別](単一回答)

  • 「持ち込みは一律禁止」が、全学年最も高く、5~6割。
  • 持ち込める中では「原則持ち込みは禁止だが、家庭から申請をすれば持ち込みが認められる」が最も高い。

[資料6-34] 校内での私物の携帯電話の利用ルール[学年別](単一回答)

[資料6-35] 校内での私物の携帯電話の利用ルール[地域別](単一回答)

  • 「持ち込みは一律禁止」は、関東・東海が64%と、最も高い。

[資料6-35] 校内での私物の携帯電話の利用ルール[地域別](単一回答)

第4節 学校との関わり
タブレット・パソコンの利用、貸与された端末の活用、オンライン授業の感想

◆ポイント◆

  • 8割以上の子どもが、貸与された「タブレット」「パソコン」のいずれかを家庭で利用している(資料6-36)。
  • 学校の授業でのタブレット・パソコンの利用、小学生高学年と中学生は約8割、小学生低学年では約6割が週に1回以上(資料6-41)。
  • ICTを使った授業の感想、「わかりやすい」約9割、「勉強が楽しくなる」が8割強、「遊んでしまう」が約5割(資料6-44)。

[資料6-36] 学校から貸与されたタブレット・パソコンの家庭での利用年次推移[学年別](複数回答)

  • 貸与された「タブレット」「パソコン」利用は2021年に大幅に増加。
  • 全学年で85~90%が、貸与された「タブレット」「パソコン」のいずれかを家庭で利用している。

[資料6-36] 学校から貸与されたタブレット・パソコンの家庭での利用年次推移[学年別](複数回答)

[資料6-37] 学校から貸与されたタブレット・パソコンの家庭利用時の制限[学年別](単一回答)

  • 約6~7割が「決められたアプリ、コンテンツ内の利用のみ可能」。
  • 「自宅への持ち帰り禁止」は全学年1割程度。

[資料6-37] 学校から貸与されたタブレット・パソコンの家庭利用時の制限[学年別](単一回答)

[資料6-38] 家庭でのタブレット・パソコンの活用状況(複数回答)

  • 貸与、自宅のタブレット・パソコンともに「宿題での活用」が最も多く、それぞれ約7割と3割弱。

[資料6-38] 家庭でのタブレット・パソコンの活用状況(複数回答)

[資料6-39] 家庭で所有するタブレット・パソコンの利用年次推移[学年別](単一回答)

  • 家庭で所有するタブレット・パソコンの利用は2021年に大きく上昇。
  • パソコンの利用は、2021年に比べ、やや減少傾向。

[資料6-39] 家庭で所有するタブレット・パソコンの利用年次推移[学年別](単一回答)

[資料6-40] 学校の中でのタブレット・パソコンの活用状況[学年別](複数回答)

  • リアルタイムの授業で活用されている割合が高い。

[資料6-40] 学校の中でのタブレット・パソコンの活用状況[学年別](複数回答)

[資料6-41] 学校の授業でのタブレット・パソコンの使用頻度[学年別]

  • 小学生高学年と中学生は「ほぼ毎日」が約3~4割、週に1回以上実施は約8割。
  • 小学生低学年では、6割弱が週に1回以上実施。

[資料6-41] 学校の授業でのタブレット・パソコンの使用頻度[学年別]

[資料6-42] 学校の授業でのタブレット・パソコンの使用頻度[地域別]

  • 週1回以上の使用が最も高いのは近畿地方で76%、次いで関東の74%。

[資料6-42] 学校の授業でのタブレット・パソコンの使用頻度[地域別]

[資料6-43] ICTを使った授業への評価(複数回答)

  • 良い点トップ「インターネットでの禁止事項・注意点が理解できた」85.4%。
  • 悪い点トップ「インターネットがつながらない、あるいは動画がとまったりした」55.3%。
  • 先生については、「上手に進めてくれている」「わからないときに詳しく教えてくれた」が7割を超え、高評価。

[資料6-43] ICTを使った授業への評価(複数回答)

[資料6-44] ICT(パソコンやタブレット、スマートフォン)を使った勉強の感想(単一回答)

  • 「わかりやすい」約9割、「勉強が楽しくなる」8割強。
  • 「遊んでしまうことが多い」約5割、「安全性が心配」5割弱。

[資料6-44] ICT(パソコンやタブレット、スマートフォン)を使った勉強の感想(単一回答)

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