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TVer認知率7割超え、利用率16.4%:10代女性は3割が利用
(2022年12月5日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
- TVer認知率は全体で7割超え。
- TVer利用率は4年で倍増の16.4%。
- 10代女性利用率が3割超え。
調査結果
NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年1月にスマホ・ケータイ所有者の動画サービス利用と民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」利用動向について調査を実施しました。
1. TVer認知率7割超え、利用率は4年で倍増の16.2%
無料動画サービスの認知率はYouTubeが96.2%と非常に高く、広く知れ渡っていることが明らかになりました。TVerは約7割の認知率がありました。
利用率(月1回以上利用)についてはYouTubeが65.2%と他の無料動画サービスよりも高かったです。次いでTVerが16.4%でした。
2019年にはTVerの認知率は46.4%で半数以下でしたが、年々増加して2022年には72%まで達しました。またTVerの利用率は2019年には8.2%でしたが、利用率も年々増加して16.4%まで倍増しました。
図1.無料動画サービス認知率・利用率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=6587]
図2. TVerの認知率・利用率(2019年~2022年)調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答]
2. 10代女性利用率が3割超え
性年代別でTVerの利用率を見ると、女性全体で17.6%、男性全体で15.1%と女性の方が若干高かったです。
10代女性が3割超えと高かったです。20代女性が22.4%、30代女性が19.3%、40代女性が18.4%、50代女性が18.6%と約2割が利用していました。
男性は10代が20.9%で、50代男性17.6%、40代男性17.0%でした。
図3. 性年代別TVer認知率・利用率
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=6587]
2022年4月からTVerでは地上波放送の同時配信「リアルタイム配信」を開始し、どこでもスマホやパソコンで地上波放送を視聴できるようになりました。引き続きTVerの利用動向を調査していきたいと思います。
(参考)
YouTube認知率96.2% 利用率6割超え:男性10代の投稿率は約2割だが全体では約4%
調査概要 ―「2022年一般向けモバイル動向調査」―
調査方法 | WEB |
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調査対象 | 全国・15~79歳男女 |
有効回答数 | 7,050 |
サンプリング | QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。 |
調査時期 | 2022年1月 |
問い合わせ先
本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。
モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
< https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html>