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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

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友人との日常会話で「最も多く使うコミュニケーション手段」、年々増加する「テキスト」2014年は約6割で2025年には約8割:10代の3割は「直接会って伝える」、70代の3割は「音声通話」
(2025年5月26日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 友人との日常会話で「最も多く利用するコミュニケーション手段」10代の3割弱は「直接会って伝える」、70代の3割は「音声通話」
  • 年々増加する「テキスト」2014年には約6割で2025年には約8割
  • 年々減少する「音声通話」2014年にや約3割で2025年には1割強

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2025年1月にスマホ・ケータイ所有者のコミュニケーション状況について調査を実施しました。

1. 友人とのコミュニケーションで最も多く使う手段:10代の3割弱は「直接会って伝える」、70代の3割は「音声通話」

友人と日常会話(身の回りの出来事・噂話・世間話)をする際に「最も多く使う」コミュニケーション手段について調査しました。全体では「LINEでのメッセージ」が7割弱でした。

年代別に友人との日常会話において「最も多く使う」コミュニケーション手段を調査しました。10代の3割弱が友人との日常会話では、「直接会って伝える」が最も多いコミュニケーション手段と回答していました(図1)。

年代別:友人と日常会話(身の回りの出来事・噂話・世間話)をする際に「最も多く使う」手段
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・単一回答・n=5727]
「その他」は「ビデオ通話」と「パソコンを用いたメール」


友人との日常会話で「最も多く使う」コミュニケーション手段を「テキスト」(LINEでのメッセージ、携帯電話のメール、パソコンのメール)、「音声通話」(携帯電話の通話、固定電話、ビデオ通話)、「直接会って伝える」の3つに分類しました。全体では8割弱が友人とのコミュニケーション手段として最も多く使う手段として「テキスト」を利用しています。70代は3割の方が友人との日常会話で「音声通話」を最も多く使うと回答していました(図2)。


図2. 年代別:友人と日常会話(身の回りの出来事・噂話・世間話)をする際に
「最も多く使う」手段:テキスト・音声通話・直接会って伝える
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・単一回答・n=5727]
「テキスト」(LINEでのメッセージ、携帯電話のメール、パソコンのメール)、
「音声通話」(携帯電話の通話、固定電話、ビデオ通話)、「直接会って伝える」

注1:携帯電話所有者で、1年以内に友人と連絡をとった人が回答。
注2:携帯電話での通話は、LINEなどを用いた通話も含む。

2. 年々増加する「テキスト」2014年には約6割で2025年には約8割

友人との日常会話のコミュニケーションにおいて「最も多く使う」手段として、2014年から2025年までの12年間の経年で「テキスト」、「音声通話」、「直接会って伝える」の変化を見てみました。

2014年~2016年には「テキスト」が6割程度で、「音声通話」が3割程度でした。「テキスト」でのコミュニケーションが年々増加していき、2019年から「テキスト」が7割となり、2025年には約8割となりました。

友人との日常会話のコミュニケーションにおいて「テキスト」が増加する一方で、「音声通話」を最も多く使用する方は年々減少していっています(図3)。

図3. 友人と日常会話(身の回りの出来事・噂話・世間話)をする際に「最も多く使う」手段
:テキスト・音声通話・対面


図4. 内訳:友人と日常会話(身の回りの出来事・噂話・世間話)をする際に「最も多く使う」手段
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・単一回答]
「その他」は「ビデオ通話」と「パソコンを用いたメール」と2014年、2015年、2016年は「手紙」を含む。

出所:2014-2025年一般向けモバイル動向調査

モバイル社会研究所では「モバイル社会白書」を発行しており、様々なサービスの利用や認知など詳細を掲載しています。どうぞご覧ください。

調査概要 ―「2025年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,962
サンプリング QUOTA SAMPLING性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付
調査時期 2025年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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