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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【サービス】
音声(ビデオ)通話の利用 「スマホ通話機能」約8割、「LINE」約7割、10代男性の3割超・20代男性の約2割は「Discord」利用
(2024年7月22日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 音声通話(ビデオ通話含む)の利用はスマホ・ケータイの通常の通話機能が約8割。
  • 10代男性の3割超、20代男性の約2割がDiscord利用。10代女性で約2割、20代女性で約1割がDiscord利用。
  • 学生2割がDiscord利用

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年1月に携帯電話所有者の音声通話(ビデオ通話含む)の利用動向について調査を実施しました。

1. 音声通話(ビデオ通話含む)の利用はスマホ・ケータイの通常の通話機能が約8割

携帯電話所有者が音声通話(ビデオ通話含む)を利用する際に利用しているのは、約8割が「スマホ・ケータイの通常の通話機能」でした。次いで「LINE」が約7割でした(図1)。Facebook Messenger、Skype、Discordは1割以下でした。

また性年代別に「スマホ・ケータイの通常の通話機能」の利用率を調査したところ、全体で78.4%でした。どの性年代でも7~8割で、性年代によって大きな差は見られませんでした(図2)。

図1. 音声通話(ビデオ通話含む)で利用
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6305]



図2. 性年代別:スマホ・ケータイの通常の通話機能の利用率
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6305]

2. 10代男性の3割超、20代男性の約2割がDiscord利用

2024年から携帯電話での音声通話(ビデオ通話含む)を利用する際に「Discord」をどのくらい利用しているかを調査しました。

性年代別にDiscordの利用率を見ますと、10代男性で3割超え、20代男性で約2割がDiscordを利用していました。また10代女性で約2割、20代女性で約1割がDiscordを利用していました(図3)。

Discordの利用率は全体で4.6%と低いですが、若年層を中心に利用されていることが明らかになりました。

図3.性年代別 Discord利用率
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6305] 

3. 学生2割がDiscord利用

職業別にDiscordの利用率を見ますと、学生の2割がDiscordを利用していました。それ以外の職業は1割以下でした(図4)。

図4.職業別 Discord利用率
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6305]



モバイル社会研究所では「モバイル社会白書」を発行しており、様々なサービスの利用や認知など詳細を掲載しています。どうぞご覧ください。

調査概要 ―「2024年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 WEB
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6440
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付
調査時期 2024年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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