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視聴している動画コンテンツ:女性とシニア「映画・ドラマ」、男性「スポーツ」、若年層「アニメ」
(2024年7月29日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
- 視聴している動画コンテンツ 「映画・ドラマ」女性6割超、男性5割
- 「映画・ドラマ」は女性とシニアが多く視聴、「スポーツ」は男性が多く視聴、「アニメ」は若年層が多く視聴。
調査結果
NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年2月に動画視聴の動向について調査を実施しました。
1. 視聴している動画コンテンツ 「映画・ドラマ」女性6割超、男性5割
スマホ、パソコン、タブレット、テレビで動画を視聴している方々が、どのようなジャンルの動画コンテンツを視聴しているかを調査しました。
男性は「映画・ドラマ」、「ニュース」が約半数でした。続けて「バラエティ・エンタメ」、「スポーツ」が約4割、「アニメ」、「音楽」が約3割でした(図1)。
女性は「映画・ドラマ」が6割超、続けて「バラエティ・エンタメ」約5割、「ニュース」約4割、「音楽」約3割でした(図2)。
男性のほうが女性よりも多く視聴しているジャンルは「ニュース」、「スポーツ」、「アニメ」、「ゲーム」、「教養」でした。一方、女性のほうが男性よりも多く視聴しているジャンルは「映画・ドラマ」、「バラエティ・エンタメ」、「音楽」でした。
図1. 性別 視聴している動画コンテンツ(男性)
[調査対象:全国・15~79歳・男性n=2672(動画視聴している人)]
図2.性別 視聴している動画コンテンツ(女性)
[調査対象:全国・15~79歳・女性n=2858(動画視聴している人)]
2. 女性とシニアに人気の「映画・ドラマ」、男性に人気の「スポーツ」、若年層に人気の「アニメ」
続けて、スマホ、パソコン、タブレット、テレビで動画を視聴している方々のうち「映画・ドラマ」、「スポーツ」、「アニメ」の3つのジャンルを性年代別で調査しました。
「映画・ドラマ」はどの世代でも女性のほうが男性よりも多く視聴しています。特に若年層の女性は男性よりも多く「映画・ドラマ」を視聴しており、10~20代男性は3~4割程度ですが、女性は6~7割が視聴しています。60~70代のシニアの女性で約7割、シニアの男性の約6割が「映画・ドラマ」を視聴しています。男性はシニアのほうが若年層よりも「映画・ドラマ」を視聴しています(図3)。
「スポーツ」はどの世代でも男性のほうが女性よりも多く視聴しています。70代男性で約5割、30~60代で約4割が「スポーツ」を視聴しています。女性は60~70代のシニアで約2割が「スポーツ」を視聴していますが、10~30代女性は1割以下でした(図4)。
「アニメ」は若年層のほうがシニアよりも多く視聴しています。10~30代男性の約5割、10~30代女性の約4割が「アニメ」を視聴しています。70代は男女ともに1割以下でした(図5)。
図3.性年代別:「映画・ドラマ」を視聴
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=5530]
図4.性年代別:「スポーツ」を視聴
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=5530]
図5.性年代別:「アニメ」を視聴
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=5530]
モバイル社会研究所では「モバイル社会白書」を発行しており、様々なサービスの利用や認知など詳細を掲載しています。どうぞご覧ください。
調査概要 ―「2024年スマホ利用者動向調査」―
調査方法 | WEB |
---|---|
調査対象 | 全国・15~79歳男女 |
有効回答数 | 5719 |
サンプリング | QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付 |
調査時期 | 2024年2月 |
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