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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【シニア】
シニアのスマホ習得方法 「購入店で教えてもらった」が最も多い 次いで男性は「取扱説明書・インターネットで検索」女性は「家族」も多い
(2022年7月7日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント[性年代別 最も多いパターン]

  • 60代男性は「取扱説明書を読みインターネットで調べた」
  • 70代男性、60代女性は「購入店で教えてもらった」
  • 70代女性は「同居の子に教えてもらった」

調査結果

2022年1月に訪問留置法(調査員が訪問し調査を承諾頂いた方に紙で質問票を配り後日回収)で実査した結果より、シニアのスマホ習得方法について、分析した結果をお伝えします。

1. シニアのスマホ習得方法「購入店」「子」「友人」「取扱説明書」の順

スマホ購入した時に、シニアがどのような方法を用いて習得したか、尋ねた結果は図1の通り「購入店で教えてもらった」が最も多く、次いで「子に教えてもらった」「友人に教えてもらった」「取扱説明書を読んだ」と続いた(図1)。

図1. シニアのスマホ習得方法(n=537)

2. スマホ習得パターンは分かれる

複数回答の結果を基に統計的手法を用いて、グループ化してみた。その結果、7つのグループ(習得方法のパターン)に分かれた。

性年代別にみても、大きく大きな割合を占めるものはなく、シニアの活用方法は多種に及ぶことが伺えます。

図2.シニアのスマホ習得方法パターン 性年代別(n=537)

参考資料として、「性年代別・機種別で最も活用した手段」を記載しています。

参考資料

図3. シニアのスマホ習得最も活用した方法 性年代別(n=537)


図4. シニアのスマホ習得方法 スマホの種類別(n=537)

調査概要 ―「2022年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 関東1都6県・60~79歳男女
有効回答数 709
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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