【シニア】
シニアのスマホ所有率さらに上昇 60代9割、70代7割を超える
(2022年4月11日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
- スマホ所有率 60代は91%(前年比+11)70代70%(前年比+8)
- スマホ所有期間 60代5年以上が6割を超える 70代は分かれる
調査結果
2022年1月に訪問留置法(調査員が訪問し調査を承諾頂いた方に紙で質問票を配り後日回収)実査を行いましたシニア(60・70代)のスマホ・ケータイ所有の状況について、結果をお伝えします。
1. スマホ所有率 60代は91%、70代も70%に上昇
シニアのスマホ所有率は上昇傾向が続いています。60代は前年比+11ポイント上昇しました。その分フィーチャーフォン所有率が減り、9%となりました。(図1)。
図1.60代のスマホ・ケータイ所有状況
また、70代もスマホ所有率も向上し、7割に達しました。フィーチャーフォン所有率は4ポイント減少し、22%となりました。また、スマホ・ケータイを所有していない人は9%でした。
図2.70代のスマホ・ケータイ所有状況
2. スマホ所有期間、60代は5年以上が6割を超える 70代は分かれる
スマホ所有時期の回答結果をみますと、60代は5年以上前から所有している人が6割を超えています。70代は2年未満が2割弱いる一方、7年以上も2割強いて、所有期間は分かれている状況です(図3)。
図3.シニアのスマホ所有期間
シニアの多くがスマホを所有している状況になっていますが、どこまで利活用できているか、今後調査・分析をおこない報告していきます。
調査概要 ―「2022年一般向けモバイル動向調査」―
調査方法 | 訪問留置調査 |
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調査対象 | 関東1都6県・60~79歳男女 |
有効回答数 | 709 |
サンプリング | QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。 |
調査時期 | 2022年1月 |
問い合わせ先
本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。
モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
< https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html>