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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【シニア】
60代の別居家族との連絡手段 LINE利用が約5割に:通話利用にせまる
(2020年9月9日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 60代の別居家族との連絡手段、LINE利用が約5割に拡大、通話利用にせまる
  • 60代のスマホ利用者の約3割が、「携帯電話で知人・友人との交流が深まった」を実感

調査結果

1-1. 60代の連絡手段、LINE利用が約5割に拡大、通話利用にせまる

モバイル社会研究所が2020年1月に行った一般向けモバイル動向調査において、60代の別居家族との連絡手段について、「LINE利用」が約5割に拡大し、これまでトップだった「携帯電話での通話利用」にせまるいきおいです。70代においては依然通話でのコミュニケーションが主ですが、60代と同様、LINE利用は伸びています。どちらの年代のおいても、LINEの利用率は上がっていても、「直接会う」の比率は下がらず、むしろ上昇する傾向にあります。シニアのICTによるコミュニケーションの活用が、直接会うコミュニケーションを減らすことはなかった、ということがうかがえます。


図1.別居家族との連絡手段の年次推移[60代](複数回答)

注1:2015年の「LINEでのメッセージ」は、「SNS(Facebook,LINEなど)」という文言で調査をしている。
注2: 2016年は調査未実施。
出典:2015年アクティブシニアのICT利用生活調査(訪問留置)
    2017~2020年一般向けモバイル動向調査(訪問留置)



図2.別居家族との連絡手段の年次推移[70代] (複数回答)

注1 : 2015年の「LINEでのメッセージ」は、「SNS(Facebook,LINEなど)」という文言で調査をしている。
注2 : 2016年は調査未実施。
出典:2015年アクティブシニアのICT利用生活調査(訪問留置)
    2017~2020年一般向けモバイル動向調査(訪問留置)


1-2.60代のスマホ利用者の約3割が、「携帯電話で知人・友人との交流が深まった」を実感

知人・友人との交友関係の変化について、60代では、3割以上、70代でも2割以上のスマートフォンユーザが、「交流が深まった」と回答しています。また、フィーチャーホンを利用しているユーザと比較すると、スマートフォンユーザの方が「交流が深まった」実感は高くなっています。
スマートフォンは、シニアの社会との交流の活性化に寄与していることがうかがえます。

図3. 携帯電話で知人・友人との交流が深まった

注1:フィーチャーホン:シニア向けのフィーチャーホン、従来のフィーチャーホン
   スマートフォン:シニア向けのスマートフォン、Androidスマートフォン、iphone
出典: 2020年一般向けモバイル動向調査(訪問留置)

新型コロナウィルスの影響により、今後、シニアにおいてもICTとコミュニケーションの関係は変化していくことが予想されます。モバイル社会研究所では、引き続きこれらについて、ウォッチしていきます。

2.調査概要 ―「2015,2018-2020年シニアの生活実態調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査エリア 関東1都6県(東京, 神奈川, 千葉, 埼玉, 茨城, 群馬, 栃木)
調査対象者 60~79歳男女
標本抽出法 性別,年齢,地域区分のセグメントで日本の人口分布に比例して割り付け。
有効回答数
と調査時期
530(2015年10~11月)・510(2017年1~2月)・510(2018年1~2月)
500(2019年1~2月)・494(2020年1~2月)

問い合わせ先

詳細なデータ、質問項目など、ご不明な点がありましたら、下記までご連絡ください。
株式会社NTT ドコモ モバイル社会研究所 msri-inq-ml@nttdocomo.com



モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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