このページの本文へ移動

モバイル社会研究所

メニュー

通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
趣味別のSNS利用頻度:「音楽・コンサート・ライブ」が趣味の人はXやInstagramの利用頻度が高い
(2024年11月18日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • Xの利用頻度が高いのは、「音楽・コンサート・ライブ」「ゲーム」「インターネット」が趣味の人
  • Instagramの利用頻度が高いのは、「写真・動画撮影」「音楽・コンサート・ライブ」「料理・菓子作り」が趣味の人

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年2月にSNS利用と趣味の関係について調査しましたので、その結果をお伝えします。
*本レポートにおけるSNS利用者は、X、Instagram、Facebook、TikTokのいずれかを利用している人としています。

1. Xの利用頻度が高いのは、「音楽・コンサート・ライブ」「ゲーム」「インターネット」が趣味の人

10代~50代のSNS利用者を対象に、その利用者の趣味とXとの利用頻度に関係があるかを調査しました。その結果、特に利用頻度および利用率が高かったのは、趣味が「音楽・コンサート・ライブ」「ゲーム」「インターネット」と回答した人たちでした。一方で、利用頻度および利用率が低いのは「旅行・グルメ」「料理・菓子作り」「DIY・手芸・陶芸・絵画等の制作」が趣味と回答した人たちでした。

図1. Xの利用頻度(趣味別)
[調査対象:全国・15~59歳のSNS利用者・n=3936]

※趣味は複数回答
※各趣味をもつユーザーのSNS利用頻度の集計であり、趣味に限定した利用についての頻度ではありません。
出所:2024年SNS利用者行動調査

2. Instagramの利用頻度が高いのは、「写真・動画撮影」「音楽・コンサート・ライブ」「料理・菓子作り」が趣味の人

次に、10代~50代のSNS利用者を対象に、利用者の趣味とInstagramの利用頻度との関係を調査しました。その結果、特に利用頻度および利用率が高かったのは、趣味が「写真や動画撮影」「音楽・コンサート・ライブ」「料理・菓子作り」と回答した人たちでした。利用頻度および利用率が低いのは「ゲーム」「読書・マンガ」「インターネット」が趣味と回答した人たちでした。

Xの利用頻度および利用率と比較すると、「音楽・コンサート・ライブ」はどちらも相対的に高い利用頻度および利用率でした。一方で、「ゲーム」「インターネット」「読書・マンガ」はInstagramに比べてXの利用頻度が高く、「写真や動画撮影」「料理・菓子作り」「旅行・グルメ」はXに比べてInstagramの利用頻度が高いといった傾向がみられました。

図2. Instagramの利用頻度(趣味別)
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=3936]

※趣味は複数回答
※各趣味をもつユーザーのSNS利用頻度の集計であり、趣味に限定した利用についての頻度ではありません。
出所:2024年SNS利用者行動調査

参考

図3. 趣味別のXとInstagramを1日に2回以上利用する割合
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=3936]

※趣味は複数回答
※各趣味をもつユーザーのSNS利用頻度の集計であり、趣味に限定した利用についての頻度ではありません。
出所:2024年SNS利用者行動調査



図4. 趣味別の性年代構成比
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=3936]

※趣味は複数回答
出所:2024年SNS利用者行動調査

なお、SNSに関する調査結果は「モバイル社会研究所白書2024年版」でも紹介しています。
当白書は、SNSに関する調査結果だけではなく、ICT利用状況全般の調査結果をまとめていますので、是非ご覧ください。
モバイル社会研究所白書2024年版(全体)
モバイル社会研究所白書2024年版(2章 モバイルコミュニケーション)

 

調査概要 ―「2024年 SNS利用者行動調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~59歳男女
有効回答数 3,936
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しSNS利用率*を調査。調査結果からSNS利用者比率に比例して再割付を実施。
*本調査におけるSNS利用率とは、X、Instagram、Facebook、TikTokのいずれかを利用している人の割合
調査時期 2024年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

page top