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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
10代男女の4割超が「SNSのほうが自分らしくいられる」
(2024年10月7日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • SNS利用者の半数超が「対面で話すよりSNSでのやり取りのほうが気が楽」
  • 10代男性の約半数が「SNSでのやり取りのほうが楽しい」
  • 10代男女の4割超が「SNSのほうが自分らしくいられる」

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年2月にSNS利用に対する意識について調査しましたので、その結果をお伝えします。なお、2024年9月5日のレポートにてSNSの必需意識に関する調査結果をご紹介しています。併せてご確認ください。
*本レポートにおけるSNS利用者は、X、Instagram、Facebook、TikTokのいずれかを利用している人としています。

1. SNS利用者の半数超が「対面で話すより、SNSでのやり取りのほうが気が楽」

10代~50代のSNS利用者を対象に、「対面で話すよりもSNSでのやり取りのほうが気が楽だ」と思う割合について調査しました。その結果、全体の半数以上の人がSNSでのやり取りのほうが気が楽だと思うと回答しました。男女とも若年層のほうがその割合が高い傾向があり、10代男性のSNS利用者の7割近い人が、SNSでのやり取りのほうが気が楽だと思うと回答しました。一方で、男女とも50代ではSNSでのやり取りのほうが気が楽だと思う割合は4割程度であるとわかりました。

図1. 対面で話すより、SNSでのやり取りの方が気が楽だと思う(性年代別)
[調査対象:全国・15~59歳のSNS利用者・n=3936]

※「そう思う」「ややそう思う」の合計値
出所:2024年SNS利用者行動調査

2. 10代男性の約半数が「SNSでのやり取りのほうが楽しい」

次に、SNSの利用意識のうち、「対面でのやり取りよりも、SNSでのやり取りのほうが楽しい」と思う割合を性年代別に調査しました。その結果、全体の36%がSNSでのやり取りのほうが楽しいと思うと回答しました。男女とも若年層ほどその割合が高く、10代男性の約半数がSNSでのやり取りのほうが楽しいと感じていることが明らかとなりました。一方で、男女とも30代~40代でSNSでのやり取りのほうが楽しいと思う割合は4割未満、50代ではその割合が3割を下回っていました。

図2. 対面でのやり取りよりもSNSでのやり取りのほうが楽しいと思う(性年代別)
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=3936]

※「そう思う」「ややそう思う」の合計値
出所:2024年SNS利用者行動調査

3. 10代男女の4割超が「SNSのほうが自分らしくいられる」

次に、「SNSのほうが自分らしくいられる」と思う割合を性年代別に調査しました。その結果、SNSのほうが自分らしくいられると思う回答したのは全体の3割未満であり、多くの人はそう思わないことが明らかとなりました。若年層ほどその割合が高く、10代男女の4割を超える人がSNSのほうが自分らしくいられると思うことがわかりました。男女とも30代~50代ではSNSのほうが自分らしくいられると思う割合が3割を下回っており、50代女性では1割程度となっていました。

図3. SNSのほうが自分らしくいられると思う(性年代別)
[調査対象:全国・15~59歳・SNS利用者・n=3936]

※「そう思う」「ややそう思う」の合計値
出所:2024年SNS利用者行動調査

調査概要 ―「2024年 SNS利用者行動調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~59歳男女
有効回答数 3,936
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しSNS利用率*を調査。調査結果からSNS利用者比率に比例して再割付を実施。
*本調査におけるSNS利用率とは、X、Instagram、Facebook、TikTokのいずれかを利用している人の割合
調査時期 2024年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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