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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
テレワークを実施している方の約7割が「WEB会議ツール」利用
(2024年6月17日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • テレワークを実施している方のWEB会議ツール利用:約7割
  • オンライン会議では「話をしていない時にはミュート」・「遅れないように事前に接続して準備」4割
  • テレワークで利用しているのは「会社から貸与されているPC」約6割、「自分のPC」約3割

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年2月にテレワークでのツールとオンライン会議について調査を実施しました。

1. WEB会議ツールの利用が約7割

勤務先にテレワーク制度を導入している方にどのようなデジタルツールを利用しているかを調査しました。WEB会議ツールを利用している方が約7割でした。

続けてチャットやSNSが約4割、ファイル共有ツール、業務用スマートフォン・タブレット端末、勤怠管理ツール・グループウェアが約3割でした(図1)。

 

図1. テレワークを実施している方が利用しているデジタルツール
[調査対象:全国・15~79歳男女・テレワーク実施者が回答・n=712・複数回答]

2. オンライン会議時に心がけていること「話をしていない時にはミュート」・「遅れないように事前に接続して準備」4割

続けてオンライン会議を実施している人に、オンライン会議で気を付けていることを調査しました。「話をしていない時にはミュートにしている」、「遅れないように事前に接続して準備している」、「家族やプライベートなものが映らないように配慮」が約4割で上位でした。続けて「相手と会話が被らないように心がけている」、「相手の顔を映すことを強要しない」が約3割でした。「特に気を付けていることはない」方も約2割いました(図2)。

モバイル社会研究所では2021年からオンライン会議で気を付けていることを調査していますが、当時から上位は「話をしていない時にはミュートにしている」、「遅れないように事前に接続して準備している」でした。

図2.  オンライン会議で気を付けていること
[調査対象:全国・15~79歳男女・オンライン会議実施者が回答・n=1657・複数回答]
*オンライン会議実施者はテレワーク以外でオンライン会議を利用している人も含まれます。

3. テレワークで利用しているのは「会社から貸与されているPC」約6割、「自分のPC」約3割

またテレワークを実施している人に、テレワークで使用している機器について調査しました。

「会社から貸与されているPC」が一番多く約6割、続けて「自分のPC」が約3割でした。また「会社から貸与されたスマホ(iPhone)」、「自分のスマホ(iPhone)」も約2割でした(図3)。

図3. テレワークで利用している機器
[調査対象:全国・15~79歳男女・テレワーク実施者が回答・n=712・複数回答]


モバイル社会研究所では「モバイル社会白書」を発行しており、テレワークの動向など詳細を掲載しています。どうぞご覧ください。

調査概要 ―「2024年次世代ライフスタイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6251
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2024年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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