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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
スマートウォッチ所有率2割弱:若い世代の所有がのびる
(2024年6月13日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマートウォッチ所有率は全体で約17%と2割弱、若い世代の所有がのびる
  • スマートウォッチの所有理由、最も高いのは「健康管理のため」、若い世代は「便利機能のため」も
  • スマートウォッチ所有者のうち、回線契約ありは約2.5割

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年2月に健康意識とICT利活用に関する調査を実施しました。その中から、スマートウォッチに関する結果を報告いたします。スマートウォッチ利用と旅行・テレワークなどについては、2024年3月にレポートしています。こちらもぜひご参照ください。

1. スマートウォッチ所有率は全体で約17%と2割弱、若い世代の所有がのびる

スマートウォッチの所有率はいずれの世代も1割~2.5割ほどで、3年未満に所有した人がその中での半数以上を占めていました。男女ともに15歳-39歳の世代が、1年未満に所有した割合が4~5%と、直近での所有率ののびがみられました。

図1. スマートウォッチ所有率と期間(性年代別)

2. スマートウォッチの所有理由、最も高いのは「健康のため」、若い世代は「便利機能のため」も

スマートウォッチ所有者の所有理由を単一回答で聞いたところ、どの世代でも最も高かったのは「健康管理・増進のため」でした。特に60代以上は、男女ともに6割を超える理由になっていました。一方15~59歳では、「便利機能のため」が約2割と、60代以上に比べて高くなっていました。男女別では、「スポーツの記録・サポートをするため」が、女性に比べて男性の方が約8ポイント高くなっていました。
複数回答で所有理由を聞いた結果は図3で、やはり「健康のため」がどの世代も最も高くなっていました。

図2.  スマートウォッチを所有した理由(単一回答)

母数:スマートウォッチ所有者、「その他」を除く



図3.  スマートウォッチを所有した理由(複数回答)

母数:スマートウォッチ所有者

3. スマートウォッチ所有者のうち、回線契約ありは約2.5割

スマートウォッチには、携帯電話会社の回線契約ができるものもあります。これについて調べてみたところ、図4のとおり、全体ではスマートウォッチ所有者のうち約25%が回線契約をしていました。回線契約率は年代が若い方が多く、また、いずれの世代でも女性の方が多い傾向がありました。

図4. スマートウォッチ所有者の回線契約率(性年代)

母数:スマートウォッチ所有者、「わからない」除く


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/wp23.html

モバイル社会研究所のホームページでは、モバイル・ICTに関するレポートや学会報告などを多数掲載しております。ぜひご活用ください。
NTTドコモ モバイル社会研究所 (moba-ken.jp)

調査概要 ―「2024年健康意識とICT利活用調査」―

調査方法 Web
調査エリア 全国
調査対象者 15~79歳男女
標本抽出法 QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
有効回答数
と調査時期
7,159 (2024年2月)

※グラフの数値は表示単位によって四捨五入をしているため、内訳の数値を足し合わせた数が合計値と一致していないことがあります。

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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