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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
ネットと新聞 もっとも見ているジャンルは?
(2023年12月20日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • インターネットで最も見るジャンル 10代女性はエンタメが約半数
  • インターネットと新聞比較 天気予報はインターネット、政治経済は新聞

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2023年2月にインターネット・新聞で最も見るジャンルについて調査を実施しました。

1. インターネットで最も見るジャンル 10代女性はエンタメが約半数

インターネットで最も見るジャンルについて性年代で見たところ、図1の通りとなっていました。10代女性はエンタメが47%と、他のジャンルを大きく上回りました。

また、表1は、インターネットで最も見るジャンルについて、男性と女性の差を見たものです。スポーツ、ニュース、政治経済は全世代で男性が高く、エンタメ、生活情報、グルメは全世代で女性が高くなっていました。

図1. インターネットで最も見るジャンル(性年代)

表1. インターネットで最も見るジャンル男女比較
(男性の%ー女性の%) 青:男性が高い 赤:女性が高い

※左側男性が高い 右側女性が高いものに並べ替え

2. インターネットと新聞比較 天気予報はインターネット、政治経済は新聞

次に、インターネットと新聞(web版は除く)で最も見ているジャンルについて比較してみました。日常的にニュースを得ているメディアが世代によって異なっていることは2023年7月のレポートで報告していますが、インターネットと新聞で最も見ているジャンルに特徴はあるのでしょうか。

図2は新聞を読んでいる人を母数とし、インターネットと新聞で最も見るジャンルについて10代-30代、40代-70代に分け比較したものです。インターネット・新聞で最も多く見ているのは10-30代女性を除きニュースとなっていました。

表2は、インターネットと新聞で、最も見るジャンルの差を見たものです。ニュース、政治・経済・国際、テレビ番組表はすべての性年代で新聞が高くなっていました。一方、天気・エンタメ・グルメはすべての性年代でインターネットが新聞を上回っていました。特に天気は、お出かけ前にスマホでチェックする行動が反映されていると想定されます。

政治・経済・国際は男性の新聞ではニュースに次いで高い結果となっており、男女別ではインターネット・新聞共に、女性よりも男性の方が高くなっていました。

図2. インターネットと新聞で最も見るジャンル(性年代)

※母数:新聞を読んでいる人。

表2. インターネットと新聞で最も見るジャンル比較
(ネットの%ー新聞の%) 青:新聞が高い 赤:ネットが高い

※左側新聞が高い 右側ネットが高いものに並べ替え 母数:新聞を読んでいる人

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として公開しています。ぜひご活用下さい。
※グラフの数値は表示単位によって四捨五入をしているため、内訳の数値を足し合わせた数が合計値と一致していないことがあります。

調査概要 ―「2023年健康意識とICT利活用調査」―

調査方法 Web
調査エリア 全国
調査対象者 15~79歳男女
標本抽出法 QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
調有効回答数
と調査時期
7,166 (2023年2月)

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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