【ライフスタイル】
感染症対策としての「スマホ・タブレットの除菌」14.5%:10~30代女性は2割超え
(2022年8月15日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
- 感染症対策で「スマホ・タブレットの除菌」を実施しているのは14.5 %。
- 女性の方が男性よりもスマホ・タブレットを除菌。若年層ほど除菌。
- 感染症対策をしている人ほどスマホ・タブレットも除菌。
調査結果
NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年2月に感染症対策の意識に関する調査を実施しました。
1. 感染症対策の上位は「マスク着用」、「こまめな手洗い・殺菌」、「3密の回避」
感染症対策のために普段行っている行動について調査したところ、「人が集まる場所でのマスク着用」が69.3%と一番高かったです。続いて「こまめな手洗い・殺菌」が68.7%、「3密の回避」が56.7%と高い結果が出ました。感染症対策上位3つは昨年(2021年)の調査と変わりませんが、割合は若干減少していました。
また1割程度の方は感染症対策で「特に何も行っていない」と回答していました。
図1.感染症対策の行動
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]
2. 女性の方が男性よりもスマホ・タブレットを除菌。若年層ほど除菌
感染症対策として「スマホ・タブレットなどの除菌」を実施しているのは全体で14.5%となりました。
男女年代別で見ますと、女性が17.2%で男性は11.8%と女性の方が男性よりもどの年代でもスマホ・タブレットの除菌を実施していることが明らかになりました。10代~30代女性は2割以上の方が「スマホ・タブレットの除菌」を実施していました。10~20代男性も約2割が実施していました。
図2. 性年代別にみる「スマホ・タブレットの除菌」
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]
3. 感染症対策をしている人ほどスマホ、タブレットも除菌
続けて感染症対策で他の対策をしている方がどのくらいスマホ・タブレットの除菌を行っているかを調査しました。「マスクを着用していない人に近づかない」と回答した方の21.6%、「3密の回避」と回答した方の19.4%、「こまめな手洗い・殺菌」と回答した方の18.6%、「人が集まる場所でのマスクの着用」と回答した方の17.7%が「スマホ・タブレットの除菌」を実施していると回答していました。
図3. 他の感染症対策をしている方の「スマホ・タブレットの除菌」をしている割合
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]
調査概要 ―「2022年次世代ライフスタイル調査」―
調査方法 | Web |
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調査対象 | 全国・15~79歳男女 |
有効回答数 | 6,240 |
サンプリング | QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付 |
調査時期 | 2022年2月 |
問い合わせ先
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モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
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