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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【防災】
防災系アプリ 約半数がインストールしている結果
~シニア層ほど高いが、直近でスマホを所有した人は低い傾向~
(2021年8月18日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 防災系アプリをインストールしている人は約半数
  • シニア層、防災意識が高い人ほどインストール率が高い傾向
  • シニア層のうち、直近でスマートフォンを所有した人は防災系アプリのインストールが低い傾向
  • インストール率が高い上位の都道府県 1位高知県 2位熊本県 3位沖縄県
    (高知県は自治体作成のアプリが全国一高い)

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年1月に防災に関する調査を実施しました。

1.防災系アプリをインストールしている人は約半数

スマートフォンを所有している人のうち、防災系アプリを1つでもインストールしている人は47.3%でした。(図1)。インストールしているアプリの種類は、Yahoo!防災アプリが最も多く、32.6%、次いでNHKニュース・防災が15.0%でした(図2)。

図1.防災系アプリインストール率(n=7,509)



図2. 防災アプリ別インストール状況(複数回答n=7,509)


2.シニア層、防災意識が高い人ほどインストール率が高い傾向

防災系アプリをインストールしている人の特性を統計的手法にて、分析した結果「年齢」(図3)と「防災意識(災害への備え・避難訓練への参加・ハザードマップの認知等)」(図4)との関係が高く、「シニア層」や「防災意識が高い人」ほど、インストールしていました。


図3. 年代と防災系アプリのインストール率(n=7,509)



図4. 防災意識と防災系アプリのインストール率(n=7,509)

3. シニア層のうち、直近でスマートフォンを所有した人は防災系アプリのインストール率が低い

シニア層の特徴(他世代と違い)として、スマートフォンを直近で所有したい人は、長く所有している人と比較し、防災系アプリのインストール率が10ポイント以上低い傾向が見られました(図5)。スマートフォンを所有し、まだ使いこなせない状況ではあるかと思われますが、災害弱者でもありますので、防災系アプリの活用を検討いただきたいです。

図5.年代別スマートフォン所有時期と防災系アプリのインストール率(n=7,509)

「NHKニュース・防災」「防災情報 全国避難ガイド」「自治体作成」はシニア層のインストールが高い傾向が見られました(図6)。


図6.防災系アプリ、年代別構成比(n=7,509)


防災系アプリの多くは発災時に、push型で情報を教えてくれる機能がついているのが多く、知りたい情報がまとめて、また詳細に確認することができます。また、配信エリア等、カスタマイズできるアプリも多いです。平時にインストールし、設定することをお勧めします。


参考資料1:防災系アプリインストール率 都道府県別



参考資料2:防災系アプリインストール率 都道府県及びアプリ別


調査概要 ―「2021年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国  15~79歳男女
有効回答数 8,837
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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