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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【防災】
災害時に重視するツール「ICT」「メディア」「公的・人伝」が等分
(2017年8月25日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

在宅時に災害に遭った時に、どのような方法で情報を収集するか、またどのような事項と関連が強いか調査した。

調査の結果は、以下の通り

  • 重視する方法は「ICT」「メディア」「公的・人伝」にそれぞれ等分に分かれる。
  • 分かれた理由は防災意識や災害の経験ではなく、「居住地域の都市規模」が最も関連が強い。
  • 20-30代は大都市ほど「ICT重視」、小さな都市ほど「人伝・公的」重視の割合が増える。
  • 40代以降は、大都市ほど「メディア重視」、小さな都市ほど「人伝・公的」重視の割合が増える。

災害時に欲しい情報と関係がある可能性がある。居住地域の都市規模に関わらず、災害時に欲しい情報は「災害の発生規模」「災害の今後の予測・予報」が多い。その地域に密着した情報は、大きな都市の場合、ある程度テレビなどで情報を得ることができるが、地方の場合、「防災無線」などで情報を得る方が、ニーズと一致する場合がある。
レポート[PDF)では、①災害時の情報収集の方法(マクロ)②災害時の情報収集の方法(都市規模・年代別)③災害時に欲しい情報をデータで解説。

災害時の情報収集に使う方法(都市規模・年代別)

災害時の情報収集に使う方法(都市規模・年代別)のグラフ

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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