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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【子ども】
家庭でネットに接続して利用している機器
小学生低学年2.8個、小学生高学年・中学生3.3個
(2023年6月27日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • ネット接続の機器は小学生低学年で2.8個、高学年、中学生は3.3個(図1
  • ゲーム機は約6割、テレビは約5割、通信教育は約1割がネットに接続して機器を利用(図2
  • ・ネットに接続されている自分専用の機器は小学生低学年1.4個、高学年1.9個、中学生2.1個(図3

調査結果

2022年11月に実施した親と子に関する調査の中から、家庭内でネットに接続し利用する機器についてお伝えします。

1. 小学生低学年で2.8個、小学生高学年・中学生で3.3個ネットに接続して家庭で機器を利用

小中学生が家庭でネットに接続して利用している機器を図1に示します。家庭用ゲーム機は約6割接続して利用しています。また、テレビも5割程度ネットに接続し、利用しています。また、通信教育等で利用するICT機器も、1割程度利用しています。これらを合わせて、小学生低学年では一人当たり2.8個、小学校高学年・中学生では約3.3個ネットに接続した機器を利用しています。なお、一人当たりのネットに接続している個数については、図2で示しています。

図1. 【小中学生】 ネットに接続して利用している機器


図2. 【小中学生】ネットに接続して利用している機器の個数

2. ネットに接続されている自分専用の機器は小学生低学年1.4個、高学年1.9個、中学生2.1個

次に子ども専用の機器でネットに利用しているものを調査した結果を図3に示します。小学生低学年は何かしら1つ、高学年は学校から貸与された機器とスマホもしくはゲーム機を自分専用で所有しています。また、中学生はスマホと学校から貸与された機器あるいはゲーム機を所有しています。

図3. 【小中学生】 子ども専用でネットに接続して利用している機器

今回は家庭でネットに接続している情報機器について、調査した結果を公表しました。スマホだけではなく、学校から貸与された機器、ゲーム機、テレビなど子どもは多くの機器を通してネットワークとつながっています。今後は、そのネットをつなぐ際の親子のルールについて、調査結果を公表していく予定です。

調査概要 ―「2022年親と子の調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 関東1都6県・小学生及び中学生とその親
有効回答数 600
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年11月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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