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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【子ども】
小中学生の8割が学校で情報モラル授業を受講
ー受講による効果が表れるー
(2023年5月22日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 小中学生の約8割が情報モラル授業を受けている(図1
  • 情報モラルの授業を受けた場合、ネットでの禁止・注意事項の理解度は約9割と高い(図2
  • 情報モラルの授業を受けた場合、スマホを他人が利用できない設定ができる割合が高い(図3

調査結果

2022年11月に実施した親と子に関する調査の中から、情報モラル授業とその効果についてお伝えします。

1. 小中学生の約8割が情報モラル授業を受けている

学校でのICT利活用が進む中で、どのくらい情報モラル(インターネットを使う上でのマナーやルールなど)教育が行われているか、調査結果を図1で示します。小中学生全体で、8割程が受けていると回答しました。

図1. 【小中学生】学校の情報モラル教育を受けた割合


2. 情報モラルの授業を受けた場合、ネットでの禁止・注意事項の理解度は約9割と高い

次に情報モラル教育の受講度合いと「インターネットでやってはいけないこと、気を付けなければいけないこと」が理解できているかの間には相関が見られました(図2)。ある程度受講していれば、児童・生徒も理解できている割合が高いことが分かります。

図2. 【小中学生】 ネットでの禁止・注意事項を理解している(n=584)


3. 情報モラルの授業を受けた場合、スマホを他人が利用できない設定ができる割合が高い

最後に情報モラル教育の受講度合いとICTスキルの関係を見ています。図3の通り「スマートフォンやタブレットを、他人が使えないように設定できる」ができる割合とも相関が見られました。

図3. 【小中学生】スマホを他人が利用できない設定ができる(n=584)

多くの小中学生がスマホやタブレット等でインターネットを利用しています。その分、インターネットを使う上で気を付けなければいけないこと、やってはいけないことなど、身に着けなくてはいけない、知識・スキルも多くあります。家庭・携帯会社・地域での役割もありますが、GIGAスクール構想の中で、学校での役割も大きいと思われます。今回の調査で8割が受講経験あり、その効果も確認できました。今後も情報モラル授業と親が心配する子のネット利用の関係など分析していきます。

調査概要 ―「2022年親と子の調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 関東1都6県・小学生及び中学生とその親
有効回答数 600
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年11月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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