このページの本文へ移動

モバイル社会研究所

メニュー

通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【子ども】
小学低学年 オンライン授業の経験有無でパソコンの文字入力スキル4倍以上の開き
(2022年10月6日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • パソコンの入力スキル 前年より10ポイント以上増加
  • オンライン授業の経験有無でパソコンの入力スキルに差

調査結果

2021年11月に実施した親と子に関する調査の中から、子どもの文字入力スキルについてお伝えします。なお本レポートの結果は親が回答したものを集計しています。

1. パソコンでの文字入力スキル 全学年で前年比+10ポイント以上

オンライン授業の実施が半数を超え(子どもレポート2022年6月9日)、多くの小中学生がパソコン、タブレットを利活用するようになりました。その結果、パソコンでキーボード入力ができる(親が回答・10秒に5文字以上)割合は、大きく伸びました(図1)。

図1. 【小中学生】パソコンで10秒に5文字以上文字入力ができる(親が回答)

2. オンライン授業の経験有無でパソコンの入力スキルに差

パソコンでの文字入力スキルをオンライン授業の経験有無別にみると、図2の通り大きな差が生まれています。特に小学低学年ではその差が大きく、36ポイントも差があります。

図2. 【小中学生】パソコンで10秒に5文字以上文字入力ができる オンライン授業経験別(親が回答)

パソコンの文字入力スキル以外のリテラシーについて、どのような変化が生じているか、今後分析ていき結果を公開していきます。

調査概要 ―「2021年親と子の調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 関東1都6県・小学生及び中学生とその親
有効回答数 500
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年11月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

page top