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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

第1章 携帯電話の所有・利用状況

モバイル社会白書Web版

第1節 所有・利用状況
誰がどんな携帯電話をどのように使っているか

◆ポイント◆

  • スマートフォン比率(2台目まで含む)は96.3%(資料1-3a)。
  • スマートフォン所有者の自宅での無線LAN(Wi-Fi)利用率は91.8%(資料1-5)。
  • Appleが1台目、2台目ともに継続してメーカーシェアトップ(資料1-6資料1-7)。
  • 端末の平均所有期間はスマートフォンが2年3ヶ月、フィーチャーフォンが4年8ヶ月(資料1-8a資料1-8b)。
  • 携帯電話の買い替え時の重視点は1位が端末価格、2位が通信料金の安さ(資料1-10)。

[資料1-1a] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[全体]

  • 2023年のスマートフォン比率は95.9%。

[資料1-1a] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[全体]

[資料1-1b] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[Android・iPhone別]

  • Android · iPhone別では、2023年のAndroid比率は53.0%、iPhone比率は47.0%。

[資料1-1b] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[Android・iPhone別]

[資料1-1c] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

  • 2023年のフィーチャーフォン(らくらくホンを除く)はわずか2.8%に減少。

[資料1-1c] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

[資料1-2a] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[全体]

  • 2023年のスマートフォン比率は86.9%。

[資料1-2a] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[全体]

[資料1-2b] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[Android・iPhone別]

  • Android・iPhone別では、2023年のAndroid比率は51.6%、iPhone比率は48.4%。

[資料1-2b] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[Android・iPhone別]

[資料1-2c] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

  • 2023年のタブレット比率は34.0%。

[資料1-2c] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

[資料1-3a] スマートフォン比率(2台目まで含む)[年次推移]

  • スマートフォン比率は年々増加。
  • 2023年のスマートフォン比率は96.3%。

[資料1-3a] スマートフォン比率(2台目まで含む)[年次推移]

[資料1-3b] スマートフォン比率(2台目まで含む)[性年代別]

  • 「女性15~19歳」「男性20~24歳」のスマートフォン比率は100%。
  • 「70~79歳」のスマートフォン比率はおよそ9割。

[資料1-3b] スマートフォン比率(2台目まで含む)[性年代別]

[資料1-4] 携帯電話事業者のシェア(単一回答)

  • 携帯電話事業者のシェア(1台目)は、「NTTドコモ」(32.6%)、「au(KDDI、沖縄セルラー)」(18.0%)、「ソフトバンク」(12.8%)の主要3社で6割強となった。

[資料1-4] 携帯電話事業者のシェア(単一回答)

[資料1-5] スマートフォン所有者の無線LAN(Wi-Fi)利用状況(複数回答)

  • スマートフォン所有者の「自宅」での無線LAN(Wi-Fi)利用率は91.8%となっている。
  • スマートフォン所有者の自宅以外での無線LAN(Wi-Fi)の利用場所を見ると、「宿泊施設」での利用率が45.9%、「職場・学校」が45.6%が次点として続く。

[資料1-5] スマートフォン所有者の無線LAN(Wi-Fi)利用状況(複数回答)

[資料1-6] 最もよく利用する携帯電話(1台目)のメーカー(単一回答)

  • 「Apple」が最も高く、2016年の23.1%から2023年の45.2%と約20ポイント増加している。

[資料1-6] 最もよく利用する携帯電話(1台目)のメーカー(単一回答)

[資料1-7] 携帯電話のメーカー(2台目)(単一回答)

  • 2016年は1位「シャープ」(16.6%)、2位「Apple」(16.2%)であったが、2023年は1位「Apple」(50.7%)、2位「シャープ」(11.5%)となっている。

[資料1-7] 携帯電話のメーカー(2台目)(単一回答)

[資料1-8a] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[スマートフォン]

  • スマートフォンの平均所有期間は、2016年の「1年6ヶ月」から2023年の「2年3ヶ月」に伸びている。

[資料1-8a] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[スマートフォン]

[資料1-8b] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[フィーチャーフォン]

  • 2016年と2023年を比較すると、スマートフォン・フィーチャーフォンともに平均所有期間が長くなっている。
  • フィーチャーフォンの平均所有期間は、2016年の「4年6ヶ月」から2023年の「4年8ヶ月」に伸びている。

[資料1-8b] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[フィーチャーフォン]

[資料1-9] 携帯電話を買い替えたきっかけの年次推移(複数回答)

  • 「電池の劣化」(49.5%)が突出しており、年々増加している。

[資料1-9] 携帯電話を買い替えたきっかけの年次推移(複数回答)

[資料1-10] 携帯電話の買い替え時に重視する点の年次推移(複数回答)

  • 「端末価格」「通信料金の安さ」が2011年以降上位を独占しており、価格重視の傾向がみられる。

[資料1-10] 携帯電話の買い替え時に重視する点の年次推移(複数回答)

第2節 スマートフォン利用行動
スマートフォンの利用時間、アプリのダウンロード数や利用アプリ数、 起床後や就寝前にスマートフォンで行っている行動

◆ポイント◆

  • スマートフォンの利用時間は若年層・女性のほうが長時間利用の傾向があり、10~20代の女性では約7割が4時間以上利用(資料1-12)。
  • アプリのダウンロード数および日常的に使用するアプリ数は若年層のほうが多い傾向があり、10~30代の男女の約3割が10個以上のアプリを日常的に使用(資料1-13資料1-14)。
  • 起床後すぐのスマートフォン使用、就寝前のスマートフォン使用の割合は若年層が高く、いずれも最も行われている行 動は「メールやメッセージのチェック」(資料1-15資料1-18)。

[資料1-11] スマートフォンの利用頻度[性年代別](単一回答)

  • 男女とも10~60代の9割以上がほぼ毎日スマートフォンを利用。
  • 70代以上では男女ともに8割以上が毎日利用、約1割が週2~5日程度利用。

[資料1-11] スマートフォンの利用頻度[性年代別](単一回答)

[資料1-12] スマートフォンの利用時間[性年代別](単一回答)

  • 1日4時間以上利用する割合は女性若年層で高く、20代以下の女性では約7割が4時間以上利用。
  • 70代男性は半数以上が1日1時間未満。

[資料1-12] スマートフォンの利用時間[性年代別](単一回答)

[資料1-13] 自身でダウンロードしたアプリの数[性年代別](単一回答)

  • 若年層のほうがダウンロードしたアプリ数が多い傾向。
  • 70代男女の3割超はダウンロードしたアプリ数が4個以下。

[資料1-13] 自身でダウンロードしたアプリの数[性年代別](単一回答)

[資料1-14] 日常的に使うアプリの数[性年代別](単一回答)

  • 若年層のほうが日常的に使うアプリの数が多い傾向があり、30代以下の男女の約3割が10個以上のアプリを日常的に使っている。

[資料1-14] 日常的に使うアプリの数[性年代別](単一回答)

[資料1-15] 起床後すぐのスマートフォン使用[性年代別](単一回答)

  • 若年層のほうが起床後すぐにスマートフォンを使用する人が多い傾向。
  • 30代以下の女性の8割以上が起床後すぐにスマートフォンを使用。

[資料1-15] 起床後すぐのスマートフォン使用[性年代別](単一回答)

[資料1-16] 起床後すぐにスマートフォンで行っている行動(複数回答)

  • スマートフォン利用者の約半数が起きてすぐに「メールやメッセージのチェック」を実施。
  • 起床後すぐにスマートフォンで「ニュースや天気予報、交通状況の確認」をするのは約4割。

[資料1-16] 起床後すぐにスマートフォンで行っている行動(複数回答)

[資料1-17] 就寝前に布団などに入りながらのスマートフォン使用[性年代別](単一回答)

  • 若年層のほうが就寝前にスマートフォンを使用する人が多い傾向。
  • 30代以下の男性の7割以上、女性の8割以上が就寝前にスマートフォンを使用。

[資料1-17] 就寝前に布団などに入りながらのスマートフォン使用[性年代別](単一回答)

[資料1-18] 就寝前に布団などに入りながらスマートフォンで行っている行動(複数回答)

  • スマートフォン利用者の約3割が就寝前に「メールやメッセージをチェック」を実施。
  • 就寝前に「動画視聴」や「SNSのチェック」をする人はそれぞれ約24%。

[資料1-18] 就寝前に布団などに入りながらスマートフォンで行っている行動(複数回答)

第3節 健康意識とICT利活用調査
同世代の人と比べて、自分は健康であるかという健康意識とICT利活用状況の関係

◆ポイント◆

  • スマートウォッチの利用率は約1割。男性のほうがわずかに高い。体組成計・血圧計は世代が上がるほど利用率が増加。 60~79歳の血圧計の利用率は約6割(資料1-19)。
  • 約4割が歩数をスマホ・タブレット・パソコン連携取得。GPSと連動した運動データ(自転車・ランニング・登山ログなど)を、男性15~39歳の12.5%が連携取得(資料1-20)。
  • 健康意識(同世代の人と比べて、自分は健康であるか?)は、男性40~59歳は、「そう思う」「ややそう思う」の合計が最も低く、 60~79歳は、男女ともに「そう思う」「ややそう思う」の合計が他の世代と比較して高い(資料1-21)。
  • 身体活動が長いほど、同世代の人と比べて自分は健康であると思う傾向(資料1-22)。

[資料1-19] 現在利用している機器[性年代別](単一回答)

  • スマートウォッチの利用率は約1割。男性のほうがわずかに高い。
  • 体組成計・血圧計は世代が上がるほど利用率が増加。60~79歳の血圧計の利用率は約6割。

[資料1-19] 現在利用している機器[性年代別](単一回答)

[資料1-20] スマホ・タブレット・パソコンと連携して取得しているデータ[性年代別](複数回答)

  • 歩数:約4割が連携取得。
  • バイタルデータ(血圧・心拍数・体温など):男性60~79歳の14.1%が連携取得。
  • GPSと連動した運動データ(自転車・ランニング・登山ログなど):男性15~39歳の12.5%が連携取得。

[資料1-20] スマホ・タブレット・パソコンと連携して取得しているデータ[性年代別](複数回答)

[資料1-21] 健康意識:同世代の人と比べて、自分は健康であるか?[性年代別](単一回答)

  • 男性40~59歳は、「そう思う」「ややそう思う」の合計が最も低い。
  • 60~79歳は、男女ともに「そう思う」「ややそう思う」の合計が他の世代と比較して高い。

[資料1-21] 健康意識:同世代の人と比べて、自分は健康であるか?[性年代別](単一回答)

[資料1-22] 日常生活の歩行または同等の身体活動(仕事も含む)の1日合計と健康意識(単一回答)

  • 身体活動が長いほど、同世代の人と比べて自分は健康であると思う傾向。

[資料1-22] 日常生活の歩行または同等の身体活動(仕事も含む)の1日合計と健康意識(単一回答)

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