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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【サービス】
ペットと同居している人はSNSの利用率が高い傾向
(2021年12月21日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • ペットと同居している人はLINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokなどのSNSの利用率が同居していない人と比べて高い傾向がある。
  • 性・年代別で比較した場合、ほとんどの性・年代においてペットと同居している人はSNS利用率がペットと暮らしていない人と比べて高い。

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年1月にペットとの同居とSNSの利用に関する動向について調査を実施しました。

1.ペットと同居している人はSNSの利用率が高い傾向

ペットと同居している人と同居していない人で、SNSの利用率に違いがあるかどうかを調査しました。代表的なSNSのLINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokについて利用率を調査したところ、対象としたすべてのSNSにおいて、ペットと同居している人の方が同居していない人よりも利用率が高いことがわかりました。その中でも、LINE、Twitter、Instagramに関しては、ペットと同居している人と同居していない人で5ポイント以上の利用率の差がみられました。

表1.ペットとの同居とSNS利用率[%]との関係(複数回答)
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=8837]

注:太字はペットと同居している人と同居していない人を比較して、割合が大きい方を示しています。
出所:2021年一般向けモバイル動向調査

2.性・年代別でもペットと同居している人はSNS利用率が高い

続けて、性・年代別に、ペットと同居している人と同居していない人で、SNSの利用率に違いがあるかを調査しました。その結果、ほぼすべての性・年代において、ペットと同居している人のほうが同居していない人よりも各SNSの利用率が高いことが分かりました。特に、40代、50代の男性は、ペットと同居している人のほうが、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokの利用率がすべて5ポイント以上高い結果となりました。一方で、唯一20代女性はペットと同居していない人のほうが各SNSの利用率が高い傾向が見られました。

ペットと同居することによって各SNSの利用率に変化が起きているほか、性・年代やSNSの違いによって、その変化の仕方には違いがある可能性が伺えます。

表2.性・年代別にみたペットとの同居とSNS利用率[%]との関係(複数回答)
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=8837]

注:太字はペットと同居している人と同居していない人を比較して、割合が大きい方を示しています。
出所:2021年一般向けモバイル動向調査

調査概要 ―「2021年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 8837
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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