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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

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コロナ禍後の買い物動向:70代女性の約5割が「食料品・日用品のまとめ買い」、約半数がオンラインショッピングの利用増
(2021年8月30日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 感染症対策で「食料品・日用品のまとめ買い」を実施しているのは全体の約3割弱。
  • 70代女性の約5割が感染症対策で「食料品・日用品のまとめ買い」を実施。
  • 約半数がコロナ禍後にオンラインショッピング利用が増加。
  • 男女10代の約2割がコロナ禍後にオンラインショッピングを利用するようになった。

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年2月にコロナ禍後のショッピングに関する調査を実施しました。

1. 感染症対策のために「食料品や日用品のまとめ買い」70代女性は約5割

感染症対策のための行動調査を行ったところ、「食料品や日用品のまとめ買い」を行っている人が全体で28.6%となりました。

男女年代別に見てみますと、どの年代でも女性の方が男性よりも「食料品や日用品のまとめ買い」を多く行っていることが明らかになりました。特に30代~60代の女性は約4割、また70代女性は約5割が感染症対策のために「食料品や日用品のまとめ買い」を行っていました。

図1.性年代別にみる感染症対策としての「食料品・日用品のまとめ買い」
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]

出所:2021年次世代ライフスタイル調査

2. 約半数がコロナ禍後にオンラインショッピング利用が増えた

またコロナ禍前後で「オンラインショッピング」(フリマアプリ、オークション、ネットスーパーなどの日用品購入も含む)を行う機会が増えたかどうか調査しました。コロナ禍前からオンラインショッピングを利用していて、コロナ禍後に「行う機会が増えた」方は全体で約5割となりました。 またコロナ禍後になってオンラインショッピングを「行うようになった」方は全体で13.1%でした。特に男女とも10代は約2割がコロナ禍後にオンラインショッピングを利用するようになったことが明らかになりました。


図2. 性年代別にみるコロナ禍前後での「オンラインショッピング」利用傾向
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]

出所:2021年次世代ライフスタイル調査


調査概要 ―「2021年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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