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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【サービス】
スマホ・ケータイ所有者のYouTube認知率96%・利用率64%、利用率1位は佐賀県で73%
(2021年2月25日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマホ・ケータイ所有者のYouTube認知率は男女ともに8~9割。利用率は若年層で7~8割、シニアでは4~5割
  • 都道府県別のYouTube利用率は1位が佐賀県、次いで秋田県、和歌山県

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2020年1月にスマホ・ケータイ所有者のYouTubeの利用動向について調査を実施しました。

1.認知率は男女ともに80~90%、利用率は若年層で70~80%・シニアでは40~50%

スマホ・ケータイ所有者のうちYouTubeの認知率は男女で96.2%、月に1回以上YouTubeを利用している利用率は64.0%となりました。

認知率は男女ともに80%~90%と非常に高く、ほぼ全世代にわたって存在が知られていることが明らかになりました。女性10代での認知率は100%でした。

また利用率は若年層の方が高く、男性は10代~40代まで、女性は10代~30代まで70%以上でした。男女ともに60代・70代のシニア層はYouTubeの認知率は高いものの、利用率は40~50%程度にとどまっていました(表1)。

表1.スマホ・ケータイ所有者のYouTube認知率・利用率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・単一回答]

(注)枠が赤いほど割合が高く、青いほど低い。
出所:2020年一般向けモバイル動向調査


2.都道府県別のYouTube利用率は佐賀県、秋田県、和歌山県が上位に

スマホ・ケータイ所有者のYouTubeの利用率を都道府県別に見てみますと、都道府県によってばらつきがあり、利用率が高かったのは佐賀県が1位で73.2%、次いで秋田県(72.1%)和歌山県(72.1%)と続きました。

利用率が低かったのは青森県(51.4%)で次いで愛媛県(51.9%)鳥取県(52.3%)となりました(表2)。

表2.都道府県別スマホ・ケータイ所有者のYouTube利用率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・単一回答]

(注)枠が赤いほど割合が高く、青いほど低い。
出所:2020年一般向けモバイル動向調査

新型コロナ感染拡大による外出自粛に伴い「おうち時間」が増加するといわれていますが、今後YouTubeの利用動向がどのように変化していくかを引き続き調査していきたいと思います。

調査概要 ―「2020年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,925
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2020年1月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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