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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
スマホでの1日のインターネット利用時間 15~29歳の男女約6割が2時間以上(2025年12月11日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマホでの1日のインターネット利用時間 15~29歳の男女約6割が2時間以上
  • パソコンでの1日のインターネット利用時間 60代以上が長い傾向
  • スマホとパソコンのインターネット利用時間 全体的にはスマホ利用が長いが、60~79歳男性はパソコン利用がスマホ利用を上回る

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2025年1月にスマートフォン利用者のインターネット利用に使っている機器に関する調査を全国で実施しました。その結果をお伝えします。

1. スマホでのインターネット利用時間 15~29歳の男女約6割が2時間以上

プライベートでのスマホを使った1日のインターネット利用時間について見たものが図1です。女性は男性よりやや利用時間が長い傾向があり、また男女ともに年齢が若いほど利用時間が長くなる傾向が見られました。15~29歳の男女の約6割が2時間以上利用しており、さらに、15~29歳の女性の17%、男性の15%が、1日に6時間以上スマホでインターネットを利用していました。 

図1.  スマホでのプライベートなインターネット利用時間(単一回答)

対象:スマホ利用者
1時間未満には未利用含む

2. パソコンでのインターネット利用 60代以上が長い傾向

図2は、プライベートでのパソコンを使った1日のインターネット利用時間です。男女別では男性の方が利用時間が長い傾向があり、また、男女ともに60~79歳が最も利用時間が長くなっていました。2時間以上の利用は、60~79歳の男性は3割強、女性は2割強となっていました。また、パソコンでの利用時間は男女ともに30~59歳より、15~29歳の方が利用時間がやや長い傾向となっていました。

図2.  パソコンでのプライベートなインターネット利用時間(単一回答)

対象:スマホ利用者 
1時間未満には未利用、パソコン未所有含む

3. スマホとパソコンのインターネット利用時間 全体的にはスマホ利用が長いが、60~79歳男性はパソコン利用がスマホ利用を上回る

図3は、各世代のインターネット利用機器と時間を比較してみたものです。全体的には、スマホ利用の方がパソコン利用よりも長く、男女別では女性の方がスマホでの利用時間が長い傾向にあり、特に15~29歳では、2時間以上の利用で比べるとスマホでは64%、パソコンでは17%と、スマホでの利用がパソコンでの利用を47ポイント上回っていました。

一方で、60歳を超えると、男女ともにパソコンでの利用が高くなり、特に男性にその傾向が強く見られ、男性60~79歳では2時間以上のインターネット利用は、スマホでは20%、パソコンでは32%と、パソコンでの利用がスマホでの利用を上回る結果となっていました。

図3.  インターネット利用時間のスマホとパソコン比較(性年代別)(単一回答)

モバイル社会研究所では、今後もインターネットの利用について継続して調査を実施してまいります。
また、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
< https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

調査概要 ―「2025年 一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web調査
調査対象 全国15~79歳男女
有効回答数 6,962
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2025年1月

※グラフの数値は表示単位によって四捨五入をしているため、内訳の数値を足し合わせた数が合計値と一致していないことがあります。

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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