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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
生成AIが「どのようなものか知らない」人は約半数(2025年4月14日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 生成AIを「知らない・聞いたことがない」人は全体で53%
  • 聴取項目のうち「名前は聞いたことはあるが、どのようなものか知らない」割合が最も高く、45%
  • 30代~60代女性の60%以上は生成AIを「知らない・聞いたことがない」

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2025年2月に実施した生成AI利用意識・行動調査に基づき、生成AIの認知状況について調査しましたので、その結果をお伝えします。

1. 生成AIを「知らない・聞いたことがない」人は全体で53%

全国15歳~69歳男女を対象に、生成AIの認知率について調べました。その結果、生成AIを「知っている」人は47%、「知らない・聞いたことがない」人は53%いることがわかりました。また、聴取項目のうち「名前は聞いたことはあるが、どのようなものか知らない」割合が最も高く、45%いることがわかりました。

図1.生成AIの認知率
[調査対象:全国・15歳~69歳男女・n=7527]

出所:2025年 生成AI利用意識・行動調査

2. 30代~60代女性の60%以上は生成AIを「知らない・聞いたことがない」

次に、生成AIの認知率について性年代比較を行いました。その結果、若い方、男性の方が生成AIを「知っている」割合が高い傾向にあることがわかりました。特に、10代男性が生成AIを「知っている」割合が最も高く、80%いることがわかりました。一方、30代~60代女性の60%以上は生成AIを「知らない・聞いたことがない」と回答しており、若年層と中高年層での認知率の差が大きいことが確認できました。

図2. 生成AIの認知率(性年代別)
[調査対象:全国・15歳~69歳男女・n=7527]

出所:2025年 生成AI利用意識・行動調査

生成AIを活用したサービスが社会や生活の中で急速に普及しています。生成AIの技術やサービスが人々の生活や意識に与えている影響について、今後も調査し、発信していきます。

調査概要 ―「2025年 生成AI利用意識・行動調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15歳~69歳男女
有効回答数 7,527
サンプリング QUOTA SAMPLING 性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付
調査時期 2025年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。

モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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