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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
テレワークをよく実施している人は5~6割が「散歩・ウォーキング」
(2024年1月15日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • どの運動も2022年よりも増加し、「散歩・ウォーキング」は約4割、次いで「ストレッチ・柔軟体操」が約2割
  • テレワークを週に2~3回実施している人の約6割「散歩・ウォーキング」

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2023年2月にテレワーク実施者と運動に関する調査を実施しました。

1. どの運動も2022年よりも増加

現在、健康管理のために習慣的に行っている運動を2年連続で調査したところ「散歩・ウォーキング」が2023年は37.7%で、2022年よりも約4ポイント増加しました。次いで「ストレッチ・柔軟体操」が21.9%で2022年よりも約2ポイント増加していました。

どの運動でも2022年よりもやっている人が増加していました。また「特に運動を何もしていない」方も2022年の46.3%から41%に減少しました(図1)。

図1. 現在、健康管理のために習慣的に行っている運動調査
[調査対象:全国・15~79歳男女]

出所:2022・2023年次世代ライフスタイル調査

2. テレワークを週に2~3回実施している人の約6割が日常から「散歩・ウォーキング」

続けてテレワークの実施頻度と健康管理のための日頃からの「散歩・ウォーキング」の関係を調査しました。

「勤務先がテレワークを導入していない/働いていない」という方で「散歩・ウォーキング」をしている方は2年連続で3割でした。

「テレワーク制度はあるが自身はテレワークを実施していない」という方で「散歩・ウォーキング」を実施している方は2022年は約3割でしたが、2023年には約4割となりました。

「テレワークを月1回未満実施」している方は4割が「散歩・ウォーキング」をしていました。「テレワークを月に2~3回実施」している方は約5割で2022年よりも約8ポイント増加しました。

「テレワークを週に1回実施」している方で日頃から「散歩・ウォーキング」している方は、2022年は4割程度でしたが、2023年は5割を超えました。

また「テレワークを週に2~3回実施」している方で「散歩・ウォーキング」をしている人は2022年は5割弱でしたが、2023年は約6割でした。「テレワークを週に4~5回実施」している方も2022年よりも「散歩・ウォーキング」をしている方は増加していました。

新型コロナウイルス感染拡大後に、多くの企業がテレワークを導入し、多くの人の働くスタイルも変化しました。テレワークをよく行っている人が2022年に比べて「散歩・ウォーキング」を実施していることが明らかになりました。

図2. テレワーク実施頻度と健康管理のための日頃からの「散歩・ウォーキング」の割合
[調査対象:全国・15~79歳男女]

出所:2022・2023年次世代ライフスタイル調査

モバイル社会研究所では2023年10月に「モバイル社会白書2023年版」を公開しました。その中で、テレワークなどコロナ禍以降のニューノーマルでの生活や意識に関する様々な調査結果を掲載しています。是非ご覧ください。

調査概要

―「2022年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年2月

―「2023年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6151
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付
調査時期 2023年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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