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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
「SNSで趣味や興味のあることの情報収集」SNS利用者の半数以上
(2023年6月22日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • SNS利用者の半数以上が「趣味や興味のあることの情報収集」にSNSを利用
  • 10代女性の7割以上が「趣味や興味のあることの情報収集」に利用
  • 「ニュースやトレンドに関する情報収集」60代女性の半数以上
  • 「ショッピングや旅行に関する情報収集」女性は多くの年代で3割超

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2023年2月にSNS利用者を対象としてSNSの利用目的について調査しましたので、その結果をお伝えします。

1. SNS利用者の半数以上が「趣味や興味のあることの情報収集」にSNSを利用

SNS利用者を対象に、SNSの利用目的について調査した結果、全体の半数以上が「趣味や興味のあることの情報収集」に利用していることがわかりました。「暇つぶし」や「ニュースやトレンドに関する情報収集」、「知人や家族とのコミュニケーション」はそれぞれ4割を超えていました。また、「自分の思いや近況の共有」と回答したのはSNS利用者の3割弱でした。

図1. SNSの利用目的(複数回答)
[調査対象:全国・15~79歳のSNS利用者・n=2,673]


出所:2023年スマホ利用者行動調査

2. 10代女性の7割以上が「趣味や興味のあることの情報収集」に利用

次に、「趣味や興味のあることの情報収集」に使うと回答した人について性年代別で分析したところ、若年層でその割合が高く、10代女性では7割を超えていました。また、多くの年代で女性のほうがその割合が高くなっていました。「趣味や興味のあることの情報収集に使う」割合がもっとも低いのは70代男性で、4割弱にとどまっていました。

図2. SNSを「趣味や興味のあることの情報収集」に使う割合(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のSNS利用者・n=2,673]

出所:2023年スマホ利用者行動調査



3. 「ニュースやトレンドに関する情報収集」60代女性の半数以上

次に、「ニュースやトレンドに関する情報収集」に使うと回答した人について性年代別で分析したところ、その割合がもっとも高いのは60代女性で、半数を超えていました。男性では20代で45%ともっとも高く、次いで30代で44%となっており、10代および40代~70代ではその割合が4割以下となっていました。女性では、60代で50%ともっとも高く、次いで10代で49%、50代で48%となっており、もっとも低い40代を除いてその割合は4割を超えていました。

図3. SNSを「ニュースやトレンドに関する情報収集」に使う割合(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のSNS利用者・n=2,673]

出所:2023年スマホ利用者行動調査

4. 「ショッピングや旅行に関する情報収集」女性は多くの年代で3割超

次に、「ショッピングや旅行に関する情報収集」に使うと回答した人について性年代別で分析したところ、全体的に女性のほうがその割合が高くなっていました。男性ではもっとも高いのが60代の31%であり、それ以外の年代では3割に達していませんでした。女性では60代を除いて3割を超えており、20代~30代で36%、40代~50代で35%となっていました。

図4. SNSを「ショッピングや旅行の情報収集」に使う割合(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のSNS利用者・n=2,673]

出所:2023年スマホ利用者行動調査

調査概要 ―「2023年 スマホ利用者行動調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 5,652
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
調査時期 2023年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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