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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
コロナ感染拡大前に比べ「ネットバンキング利用」約3割増:感染症対策としての利用は約2割
(2023年3月13日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 40~50代の約4割がコロナ感染拡大前に比べて、ネットバンキングの利用が増えた。
  • 感染症対策で「ネットバンキングの利用」をしているのは16.7%。
  • 20~70代まで男性の方が感染症対策としてネットバンキングを利用。

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年2月にネットバンキングの利用に関する調査を実施しました。

1. 40~50代の約4割がコロナ感染拡大前に比べて、ネットバンキングの利用が増えた

新型コロナウイルス感染拡大前と比べて「ネットバンキングの利用」をするようになったかどうかを調査しました。「これまでもネットバンクを利用していたが利用する機会が増えた」が全体で30.7%、「これまでネットバンキングを利用していなかったが、利用するようになった」は11.5%でした。また「これまでもネットバンクを利用しておらず、今でも利用していない」方が約5割いました。

年代別に見ますと40代~50代の約4割は新型コロナウイルス感染拡大前に比べて、ネットバンキングの利用を行う機会が増えたと回答していました。また20代の約2割は新型コロナウイルス感染拡大前にはネットバンキングを利用していなかったが、利用するようになりました。

図1.新型コロナウイルス感染拡大前と比べての「ネットバンキングの利用」
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]



2. 20~70代まで男性の方が感染症対策としてネットバンキングを利用

また感染症対策として「ネットバンキングを利用」しているのは男性全体で17.7%、女性全体で15.7%でした。

性年代別で見ますと20~70代まで男性の方が女性よりも感染症対策としてネットバンキングを利用していました。また60~70代では男女ともに約2割の方が利用していました。

 

図2. 性年代別にみる「ネットバンキングの利用」
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]

調査概要 ―「2022年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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