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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
「ネットショッピングでお金を使いすぎたことがある」 スマホ利用者の7割超
(2022年10月11日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマホ利用者の7割超が「ネットショッピングでお金を使いすぎたことがある」、3割超が「ゲームやアプリでお金を使いすぎたことがある」
  • ネットショッピングでお金を使いすぎた経験頻度が多いのは女性20~30代
  • 男性20~30代の約6割がゲームやアプリでお金を使いすぎた経験がある

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年2月にスマホ利用者を対象としてスマホ利用時にお金を使いすぎた経験について調査しましたので、その結果をお伝えします。

1. スマホ利用者の7割超が「ネットショッピングでお金を使いすぎたことがある」、3割超が「ゲームやアプリでお金を使いすぎたことがある」

スマホ利用者を対象に、スマホ利用時にお金を使いすぎた経験について調査したところ、ネットショッピングでお金を使いすぎたことがあると回答した人が全体の7割を超えていました。また、ゲームやアプリでお金を使いすぎたことがあると回答した人は全体の3割超となっていました。

図1. スマホ利用時にお金を使いすぎたことがあるか
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=6,272]

出所:2022年スマホ利用者行動調査


2. ネットショッピングでお金を使いすぎた経験頻度が多いのは女性20~30代

ネットショッピングでお金を使いすぎたことがあるのは、スマホ利用者の7割超でした。

性年代別で経験の頻度を分析したところ、男性は20~60代、女性は20~50代の7割超が経験したことがあると回答していました。特に女性20~30代は経験頻度が多い割合が高く、「多々ある・少しある」と回答した割合が4割を超えていました。一方で、男女とも10代、70代はネットショッピングでお金を使いすぎた割合が低く、70代女性では経験したことがある割合が6割弱にとどまっていました。

図2. ネットショッピングでお金を使いすぎた経験頻度(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=6,272]

出所:2022年スマホ利用者行動調査

3. 男性20~30代の約6割がゲームやアプリでお金を使いすぎた経験がある

次に、ゲームやアプリでお金を使いすぎた経験について、性年代別で経験の頻度を分析しました。

経験したことがある割合は、各年代で女性よりも男性のほうが高いことがわかりました。女性のうち経験したことがある割合が高いのは20代の約4割でした。それに対し、男性では10代の4割超、20~30代の約6割が経験したことがあると回答しました。また、男性20~30代は経験頻度が多い割合も高く、「多々ある・少しある」と回答した割合は約2割となっていました。

図3. ゲームやアプリでお金を使いすぎた経験頻度(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=6,272]

出所:2022年スマホ利用者行動調査

ネットショッピングでの買いすぎや、ゲームやアプリで課金をしすぎてしまったなど、スマホ利用時にお金を使いすぎた経験の割合には違いがあることがわかりました。引き続き、スマホ利用者の利用経験について調査してまいります。

調査概要 ―「2022年 スマホ利用者行動調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,272
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
調査時期 2022年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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