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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
感染症対策としての「キャッシュレス決済の利用」約4割:女性の方が多く、シニア女性の約半数が利用
(2022年9月20日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 感染症対策で「キャッシュレス決済の利用」をしているのは36.9 %。
  • 女性の方が男性よりもキャッシュレス決済利用。シニア女性の約半数が利用。
  • ネットバンキングを利用している人の73.9%がキャッシュレス決済利用。

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年2月に感染症対策の意識に関する調査を実施しました。

1. 感染症対策の上位は「マスク着用」、「こまめな手洗い・殺菌」、「3密の回避」

感染症対策のために普段行っている行動について調査したところ、「人が集まる場所でのマスク着用」が69.3%と一番高かったです。続いて「こまめな手洗い・殺菌」が68.7%、「3密の回避」が56.7%と高い結果が出ました。 また1割程度の方は感染症対策で「特に何も行っていない」と回答していました。

図1. 感染症対策の行動
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]

2. 女性の方が男性よりもキャッシュレス決済利用・シニア女性の約半数が利用

感染症対策として「キャッシュレス決済の利用」を実施しているのは全体で36.9%となりました。

男女年代別で見ますと、女性が40.8%で男性は33.0%と女性の方が男性よりもキャッシュレス決済を実施していることが明らかになりました。

30代~70代女性は4割以上の方がキャッシュレス決済を実施しており、60代・70代のシニア女性は約半数がキャッシュレス決済で買い物をしていました。

図2. 性年代別にみる「キャッシュレス決済の利用」
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]

3. ネットバンキングを利用している人の約7割がキャッシュレス決済利用

続けて感染症対策で他の対策をしている方がどのくらいキャッシュレス決済を利用しているかを調査しました。ネットバンキングを利用している方の73.9%、デリバリー・テイクアウトサービスを利用している方の65.0%がキャッシュレス決済を利用していると回答していました。

図3. 他の感染症対策をしている方の「キャッシュレス決済の利用」の割合
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6240]

調査概要 ―「2022年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付
調査時期 2022年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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