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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
テレワークで「快適な室温・湿度が保てる」4割弱
(2021年11月29日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • テレワークの環境「快適な室温・湿度が保てる」3割超。「明るい照明がある」、「机は必要なものが配置できる広さがある」、「専用の机がある」も約3割。
  • 頻繁にテレワークしている人ほどテレワークの環境を整備している。

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年2月にテレワークをしている時の環境に関する調査を実施しました。

1. テレワークの環境「快適な室温・湿度が保てる」3割超

テレワークを行っている人たちの在宅での業務時の環境について調査したところ、「快適な室温・湿度を保てる」が36.0%と一番高かったです。続いて「明るい照明がある」が28.7%、「机は必要なものが配置できる広さがある」が27.9%、「専用の机がある」が26.1%と続きました。

図1.テレワークをしている際の環境[複数回答]
[全国・15~79歳のテレワークを実施している男女・n=1,439]

出所:2021年次世代ライフスタイル調査

2.頻繁にテレワークしている人ほどテレワークの環境を整備

続けてテレワークの頻度別にテレワークの環境をみてみました。「専用の机がある」と回答した人は「月1回未満」テレワークしている人は13.6%でしたが、「週に4~5日」テレワークしている人は31.2%と高かったです。また「大画面ディスプレイを使える」と回答した人は「月1回未満」でテレワークしている人は11.8%でしたが、「週に4~5日」テレワークをしている人は21.6%と高かったです。

コロナ禍の影響でテレワークが増えました。しかし、まだ多くの人がテレワークの環境整備が追いついていないことが明らかになりました。


図2.テレワークの頻度別テレワークの環境  [複数回答] 
[全国・15~79歳のテレワークを実施している男女・n=1,439]

出所:2021年次世代ライフスタイル調査

調査概要 ―「2021年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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