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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
今後利用してみたいサービス 「自動運転」が3割超え:どの世代でも男性が圧倒的に利用意向あり
(2021年7月1日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 今後利用してみたいサービスとしては、「自動運転」が3割超え。
  • どの世代でも男性の方が女性よりも「自動運転」を利用したいと回答。
  • 特に男性10代と男性50~70代は4割以上が「自動運転」の利用意向あり。
  • 職業別では農・林・漁業従事者が5割、商工・自営業が4割の利用意向あり。

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年2月に次世代のサービス利用意向に関する調査を実施しました。

1. 今後利用してみたいサービス「自動運転」が3割強。続けて「オンライン診療」「ドローンやロボットの配送」

今後、利用してみたいサービスについて調査したところ、「自動運転」が34.4%と一番高かったです。続いて「オンライン診療・遠隔手術・見守りサービス」が29.3%、「ドローンによる配送・地上配送ロボット」が18.6%、「スポーツやライブのマルチアングル視聴」が15.5%と続きました。

図1.次世代サービス利用意向率
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]

出所:2021年次世代ライフスタイル調査

2. 男性の方が女性よりも「自動運転」を利用したい、特に若年層とシニアが利用意向4割超。職業別では農・林・漁業従事者が5割

続けて、性年代別に「自動運転」の利用意向について調査してみると、どの年代においても男性の方が女性よりも「自動運転」を利用してみたいということが明らかになりました。

特に男性の10代の若年層、50~70代のシニア層は40%以上が「自動運転」を利用してみたいと回答していました。男性のミドル層でもほぼ4割が利用意向を示していました。一方で女性はどの世代でも2~3割程度の利用意向でした。

また職業別に「自動運転」の利用動向を調査してみると、農・林・漁業が50%と一番高く、次いで商工・自由業が40.2%、役員・管理職・自由業が39.8%と続きました。

自動運転の実用化に向けた実験などが国内外で進められています。これからも次世代サービスの利用意向を継続的に調査していきたいと思います。


図2. 性年代別にみる自動運転の利用意向率
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]

出所:2021年次世代ライフスタイル調査

図3. 職業別にみる自動運転の利用意向率
[調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]

出所:2021年次世代ライフスタイル調査


調査概要 ―「2021年一般向けモバイル動向調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2021年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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