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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【子ども】
男子中学生の半数が毎日オンラインゲームを利用
(2019年6月19日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

小中学生はどの程度ゲームを利用しているのでしょうか。関東1都6県在住の保護者にゲーム機の利用状況を伺いました。その結果、携帯型、据置型を合わせたゲーム機の利用率は、女子と比べて男子の利用率が20~30ポイントほど高い傾向が見られ、小中学生の男子では6割以上が利用していました。

そして、インターネットに接続しているゲーム機を利用している子どもの割合は、男子ではいずれの学年でも54%と半数を超えており、特に男子小学生では、スマホ・ケータイでのネット利用率よりも高い結果となりました。

それでは、小中学生はオンラインゲームをどの程度利用しているでしょうか。小中学生自身にスマホ・ケータイ、タブレット、パソコンでのオンラインゲームの利用頻度を伺った結果、毎日オンラインゲームをするという子どもの割合は男子が比較的多く、男子中学生では5割に達していました。一方女子は毎日オンラインゲームをするという回答は中学生でも4人に1人に留まり、いずれの学年でも6~7割は「していない」という回答となりました。

2018年12月発出のレポートで「中学生の約2割が学習のために毎日ネットを利用」とご紹介したように、オンラインゲームの中には学習用のゲームもあり、全てが遊びのゲームだけではありませんが、過度な利用がある場合は、親子間での利用ルールを話し合ってみる必要があるのではないでしょうか。

小中学生の方が安心・安全にスマホを利⽤していただくためのガイドや、親⼦間のルール作りのポイント、スマホ・ケータイ安全教室のご案内を下記のURL で公開しています。ぜひご家庭・学校でご活⽤下さい。

<https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/safety/>



図1.ゲーム機利用率とネット接続している機器の利用率(性年代別)
[調査対象:関東1都6県在住の小中学生の保護者が回答]

図1.ゲーム機利用率とネット接続している機器の利用率(性年代別)




図2.オンラインゲームの利用頻度(性年代別)
[調査対象:調査対象:関東1都6県在住の小中学生が回答]

図2.オンラインゲームの利用頻度(性年代別)



問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

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