第5章 安心・安全
モバイル社会白書Web版
第1節 携帯電話のマナー
自身の行動、他者の気になる行動
◆ポイント◆
[資料5-1a] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動(単一回答)
- 最も多い行動としては「手持ちぶさたに端末をいじる」となっている。
- 4割以上の人は「食事中」「歩行中」「人ごみの中」での携帯電話の使用を行っている。
[資料5-1b] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動の年次推移(単一回答)
- 「端末を机などの面前に置いておく、または握り締める」は緩やかに増加の傾向。
[資料5-1c] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動―手持ちぶさたに端末をいじる―(単一回答)
- 2024年も前年と同様に約6割の人が行っている。
[資料5-1d] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動―食事中の使用(通話、メール、サイト閲覧など)―(単一回答)
- 食事中の使用は約5割が行っている。
[資料5-1e] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動―歩行中の使用(通話、メール、サイト閲覧など)―(単一回答)
- 歩行中の使用は約5割が行っており、時系列での変化はあまりない。
[資料5-2a] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動―歩行中の使用―[年代別](単一回答)
- 歩行中の携帯電話の使用の割合は10~30代が高く、10代では7割弱を占める。
- 40代以上は年代が上がるにつれて「歩行中の使用」は少なくなり、「気にせず行う」の割合は1割未満。
[資料5-2b] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動の年次推移―歩行中の使用―[年代別](単一回答)
- 50代以下では前年よりやや増加した。
[資料5-3a] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動―食事中の使用―[年代別](単一回答)
- 歩行中の使用と同様、食事中の携帯電話の使用の割合も10~30代が高く、6割以上が実施。また「気にせず行う」の割合も1割強で40代以上の年代と比較して高い。
- 40代以上は年代が上がるにつれて使用する割合が減少。
[資料5-3b] 自身が公衆の面前で携帯電話を使って行っている行動の年次推移 ―食事中の使用―[ 年代別](単一回答)
- 全体的に緩やかに増加の傾向にある。
[資料5-4] 他者が携帯電話を使って行っている行動で気になること(単一回答)
- 音や光に関する事項については、5割程度が「気になる」と回答。
- 一方、「手持ちぶさたに端末をいじる」「端末を面前に置く」は「見かけるが気にならない」が4~5割程度となる。
[資料5-5] 他者の歩行中の携帯電話の利用が気になるか[年代別](単一回答)
- 年代が上がるに伴い「気になる」という割合が高まり、70代では5割弱が「気になる」と回答。
[資料5-6] 他者の食事中の携帯電話の利用が気になるか[年代別](単一回答)
- 年代が上がるに伴い「気になる」という割合が高まり、60代以上は4割以上が「気になる」と回答。
第2節 携帯電話のセキュリティ対策
セキュリティ対策、子どもへのフィルタリング
◆ポイント◆
[資料5-7a] 携帯電話へのセキュリティ対策(複数回答)
- 携帯電話のセキュリティ対策として、「画面ロック」が6割強。
- 「対策は特に行っていない」は約2割となった。
[資料5-7b] 携帯電話へのセキュリティ対策の年次推移(複数回答)
- 「画面ロックを利用している」は年々増加傾向にあり、「対策は特に行っていない」は減少の傾向。
[資料5-8] 携帯電話へのセキュリティ対策[性年代別](複数回答)
- すべての年代で「画面ロック」がトップ。男性70代は「提供元不明のアプリはダウンロードしない」も同率でトップ。
[資料5-9] フィルタリング設定率の年次推移(単一回答)
- 18歳未満の子どもへのフィルタリング設定率は、2017年からやや増加傾向であり2024年で41%まで伸長。