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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【子ども】
中学生のSNS利用時間平均72分 毎日3時間以上が12%
(2023年11月6日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • 小学生低学年が10分、高学年が24分、中学生が72分(図1
  • 中学生は個人差が大きく、未利用と毎日3時間以上利用がともに12%(図1
  • SNS利用率 小学生低学年は32%、高学年は53%、中学生は88% 昨年同水準(図2
  • 中学生利用率 LINE85%、TikTok48%、Instagram42%(図3

調査結果

2022年11月に実施した親と子に関する調査の中から、SNSの利用についてお伝えします。

1. 小学生低学年が10分、高学年が24分、中学生が72分

SNSの利用時間(LINE・Instagram・TikTok・Twitterの利用時間を合わせた結果)は図1の通りです。平均すると、小学生低学年が10分、高学年が24分、中学生が72分となりました。中学生の利用には個人差が大きく、12%が未利用であるのに対し、毎日3時間以上使うも12%いました。

図1.  【小中学生】SNS利用時間

2.SNS利用率 小学生低学年は32%、高学年は53%、中学生は88%

SNSの利用(LINE・Instagram・TikTok・Twitterをいずれか利用)率が、図2の通りです。2021年調査と比較すると(2022年4月4日レポート)、ほぼ変わっていません。また各サービス別の利用率は図3の通りとなります。男女別では女の子の利用が男の子より高い傾向です(図4)。

図2. 【小中学生】SNS利用率



図3. 【小中学生】サービス別利用率



図4. 【小中学生】サービス別利用率(男女別)

なお、子どもに関する調査結果は「モバイル社会研究所白書2023年版」でも紹介しています。

当白書は、シニアに関する調査結果だけではなく、ICT利用状況全般の調査結果をまとめていますので、是非ご覧ください。

モバイル社会研究所白書2023年版(全体
モバイル社会研究所白書2023年版(子ども調査)

 

調査概要 ―「2022年親と子の調査」―

調査方法 訪問留置調査
調査対象 関東1都6県・小学生及び中学生とその親
回答数 600
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年11月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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