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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

第1章 携帯電話の所有・利用状況

モバイル社会白書Web版

第1節 所有・利用状況
誰がどんな携帯電話をどのように使っているか

◆ポイント◆

  • スマートフォン比率(2台目まで含む)は94.0%(資料1-3a)。
  • 主要3社については、家族間で同じ携帯電話事業者を契約する傾向が見られる(資料1-5)。
  • スマートフォン所有者の自宅での無線 LAN(Wi-Fi)利用率は91.6%(資料1-6)。
  • Appleが1台目、2台目ともに継続してメーカーシェアトップ(資料1-7資料1-8)。
  • 端末の平均所有期間はスマートフォンが2年、フィーチャーフォンが5年1ヶ月(資料1-9a資料1-9b)。
  • 携帯電話の買い替え時の重視点は 1 位が端末価格、2 位が通信料金の安さ(資料1-11)。

[資料1-1a] 最もよく利用する携帯電話(1 台目)の年次推移(単一回答)[全体]

  • 2022年のスマートフォン比率は93.5%。

◆全体

[資料1-1a] 最もよく利用する携帯電話(1 台目)の年次推移(単一回答)[全体]

[資料1-1b] 最もよく利用する携帯電話(1 台目)の年次推移(単一回答)
[Android・iPhone別]

  • Android・iPhone別では、2022年のAndroid比率は53.4%、iPhone比率は46.6%。

Android・iPhone別

[資料1-1b] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)
[Android・iPhone別]

[資料1-1c] 最もよく利用する携帯電話(1 台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

内訳

[資料1-1c] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

[資料1-2a] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[全体]

  • 2022年のスマートフォン比率は86.5%。

◆全体

[資料1-2a] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[全体]

[資料1-2b] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)
[Android・iPhone別]

  • Android・iPhone別では、2022年のAndroid比率は57.7%、iPhone比率は42.3%。

Android・iPhone別

[資料1-2b] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[Android・iPhone別]

[資料1-2c] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

内訳

[資料1-2c] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[内訳]

[資料1-3a] スマートフォン比率 (2代目まで含む)[年次推移]

  • スマートフォン比率は年々増加。
  • 2022年のスマートフォン比率は94.0%。

年次推移

[資料1-3a] スマートフォン比率(2台目まで含む)[年次推移]

[資料1-3b] スマートフォン比率(2台目まで含む)[性年代別]

  • 性年代別で見ると、「55~59歳」「60~64歳」では女性でのスマートフォン比率がやや高い。

性年代別

[資料1-3b] スマートフォン比率(2台目まで含む)[性年代別]

[資料1-4] 携帯電話事業者のシェア(単一回答)

  • 携帯電話事業者のシェア(1台目)は、「NTTドコモ」(33.9%)、「au(KDDI、沖縄セルラー)」(21.4%)、「ソフトバンク」(12.7%)の主要3社で約7割を占める。2台目では、楽天モバイルが2位(19.0%)。

[資料1-4] 携帯電話事業者のシェア(単一回答)

[資料1-5] 家族の携帯電話の契約先携帯電話事業者(単一回答)

  • 家族間のいずれの関係においても、同じ携帯電話事業者を契約する傾向がある。特に、“配偶者”の場合は、「NTTドコモ」「au」ともに8割超、「ソフトバンク」「その他」は7割超、「楽天モバイル」は6割超と顕著。
     なお、「その他」に含めた「UQモバイル/UQコミュニケーションズ」と「ワイモバイル」をそれぞれ「au」と「ソフトバンク」にカウントした場合は「au」「ソフトバンク」も8割超。
  • 同じ携帯電話事業者を契約する傾向は強い順に、“配偶者”、“子・子の配偶者”、“母”、“父”、“兄弟姉妹”。

[資料1-5] 家族の携帯電話の契約先携帯電話事業者(単一回答)

[資料1-6] スマートフォン所有者の無線LAN(Wi-Fi)利用状況(複数回答)

  • スマートフォン所有者の「自宅」での無線LAN(Wi-Fi)利用率は91.6%となっている。
  • スマートフォン所有者の自宅以外での無線LAN(Wi-Fi)の利用場所を見ると、「宿泊施設」での利用率が44.3%、「職場・学校」が44.0%が次点として続く。

[資料1-6] スマートフォン所有者の無線LAN(Wi-Fi)利用状況(複数回答)

[資料1-7] 最もよく利用する携帯電話(1台目)のメーカー(単一回答)

  • 「Apple」が最も高く、2016年の23.1%から2022年の43.6%と約20ポイント 増加している。

[資料1-7] 最もよく利用する携帯電話(1台目)のメーカー(単一回答)

[資料1-8] 携帯電話のメーカー(2台目)(単一回答)

  • 2016年は1位「シャープ」(16.6%)、2位「Apple」(16.2%)であったが、2022年は1位「Apple」(45.0%)、2位「シャープ」(11.6%)となっている。

[資料1-8] 携帯電話のメーカー(2台目)(単一回答)

[資料1-9a] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[スマートフォン]

  • スマートフォンの平均所有期間は、2016年の「1年6ヶ月」から2022年の「2年」に延びている。

[資料1-9a] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[スマートフォン]

[資料1-9b] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[フィーチャーフォン]

  • 2016年と2022年を比較すると、スマートフォン、フィーチャーフォンともに平均所有期間が長くなっている。
  • フィーチャーフォンの平均所有期間は、2016年の「4年6ヶ月」から2022年の「5年1ヶ月」に延びている。

[資料1-9b] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答)[フィーチャーフォン]

[資料1-10] 携帯電話を買い替えたきっかけの年次推移(複数回答)

  • 「電池の劣化」(46.1%)が突出しており、前年と同水準。

[資料1-10] 携帯電話を買い替えたきっかけの年次推移(複数回答)

[資料1-11] 携帯電話の買い替え時に重視する点の年次推移(複数回答)

  • 「端末価格」「通信料金の安さ」が2011年以降上位を独占しており、価格重視の傾向が見られる。

[資料1-11] 携帯電話の買い替え時に重視する点の年次推移(複数回答)

第2節 スマートフォン利用行動
スマートフォンの利用時間、アプリのダウンロード数や日常的に使用するアプリの数、スマートフォンで行っている行動

◆ポイント◆

  • スマートフォンの利用時間は女性若年層で高く、20代以下の女性においては、「平日にプライベートで毎日4時間以上」が5割超、「休日に毎日4時間以上」が6割を超えている(資料1-12資料1-13)。
  • アプリのダウンロード数および日常的に使用するアプリ数は若年層の方が多い傾向があり、30 代以下の男女の約 3 割が 10 個以上のアプリを日常的に使用している(資料1-14資料1-15)。
  • スマートフォンで行っている行動は「情報検索」が最も多く、次いで「家族・友人・知人とのコミュニケーション」「暇つぶし」が続く(資料1-16)。
  • 破損・紛失して最も困るものは、10~60代では「スマートフォン」が1位、70代では「身分証」が1位で「スマートフォン」は2位(資料1-17)。

[資料1-12] 平日のプライベートでのスマートフォンの利用時間[性年代別](単一回答)

  • 毎日4時間以上利用する割合は女性若年層で高く、20代以下の女性では半数を超える。
  • 70代以上では男女ともに半数以上が毎日1時間未満と回答。

[資料1-12] 平日のプライベートでのスマートフォンの利用時間[性年代別](単一回答)

[資料1-13] 休日のスマートフォンの利用時間[性年代別](単一回答)

  • 毎日4時間以上利用する割合は女性若年層で高く、20代以下の女性では6割を超える。また、10代男性でも半数を超える。
  • 70代以上では男女ともに半数以上が毎日1時間未満と回答。

[資料1-13] 休日のスマートフォンの利用時間[性年代別](単一回答)

[資料1-14] 自身でダウンロードしたアプリの数[性年代別](単一回答)

  • 20代男性および10~20代女性の約半数が20個以上のアプリをダウンロードしている。
  • 70代男性の約3割、70代女性の約4割がダウンロードしたアプリが4個以下、もしくはアプリをダウンロードしていない。

[資料1-14] 自身でダウンロードしたアプリの数[性年代別](単一回答)

[資料1-15] 日常的に使用するアプリの数[性年代別](単一回答)

  • 若年層の方が使用するアプリの数が多い傾向があり、30代以下の男女の約3割が10個以上のアプリを日常的に使用している。

[資料1-15] 日常的に使用するアプリの数[性年代別](単一回答)

[資料1-16] スマートフォンで行っている行動(複数回答)

  • スマートフォン利用者の約9割がスマートフォンで「情報検索」をしている。
  • スマートフォンを「暇つぶし」に使っている割合は6割以上。

[資料1-16] スマートフォンで行っている行動(複数回答)

[資料1-17] 破損・紛失して最も困るもの(単一回答)

  • 10~60代では「スマートフォン」が1位、70代では「身分証」が1位で「スマートフォン」は2位。

[資料1-17] 破損・紛失して最も困るもの(単一回答)

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