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モバイル社会研究所

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通信業界の直接の利害を離れ、自由独立の立場から、モバイルICTがもたらす光と影の両面を解明し、その成果を社会に還元することを目的とする、NTTドコモの社会科学系の研究所です。

【ライフスタイル】
スマホでのインターネット検索の頻度:「ほぼ毎日」が約7割
(2024年5月9日)

調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~

ポイント

  • スマホでのインターネット検索の頻度:「ほぼ毎日」が約7割
  • スマホでインターネット検索ができないと困る:利用者の9割超
  • 情報検索・調べものに最も利用する機器はスマホ:全体の約7割

調査結果

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年2月にスマホ利用者を対象として、インターネット検索の実態について調査しましたので、その結果をお伝えします。

1. スマホでのインターネット検索の頻度:「ほぼ毎日」が約7割

スマホ利用者を対象に、スマホでのインターネット検索の頻度について調査しました。その結果、「ほぼ毎日」と回答したのは全体の約7割であり、「週1~2日」以上と回答した人は9割を超えていました。男女とも、40代以下では「ほぼ毎日」と回答した割合が7割を超えていましたが、50代以降ではその割合は徐々に減少し、50代では7割弱、60代では約6割、70代では約5割が「ほぼ毎日」インターネット検索をするとことが明らかとなりました。

図1. スマホでインターネット検索を行う頻度(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=5719]

出所:2024年スマホ利用者行動調査

2. スマホでインターネット検索ができないと困る:利用者の9割超

次に、スマホでインターネット検索を行っている人を対象に、その人にとってのインターネット検索機能の重要度を調査しました。その結果、全体の9割を超える人が「ないと困る」「まあないと困る」と回答しました。男女とも10代~60代の9割を超える人が「ないと困る」「まあないと困る」と回答しており、「ないと困る」と回答した割合は各年代で女性のほうが高かったです。女性のほうがスマホでインターネット検索ができることを重要だと感じていることが明らかになりました。

図2.  スマホのインターネット検索機能の重要度(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホでのインターネット検索利用者・n=5533]

出所:2024年スマホ利用者行動調査

3. 情報検索・調べものに最も利用する機器はスマホ:全体の約7割

次に、スマホ、パソコン、タブレットのうち、情報検索や調べものに最も利用する機器は何であるかを調査しました。その結果、全体の約7割の人がスマホを最も利用しており、パソコンを最も利用する割合は約3割でした。女性のほうがスマホを利用する割合が高く、10代~30代の女性の9割を超える人がスマホを最も利用すると回答しました。男女とも年齢が上がるにつれてパソコンと回答する割合が高く、男性60代~70代と女性70代ではスマホよりもパソコンを利用する割合が高いことが明らかとなりました。

図3. 情報検索・調べものに最も利用する機器(性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・情報検索実施者・n=5692]

出所:2024年スマホ利用者行動調査

調査概要 ―「2024年 スマホ利用者行動調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 5,719
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
調査時期 2024年2月

問い合わせ先

本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。


モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/

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