第1章 携帯電話の所有・利用状況
モバイル社会白書Web版
1節 所有・利用状況
誰がどんな携帯電話をどのように使っているか
◆ポイント◆
[資料1-1a] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[全体]
- 2020年のスマートフォン比率は88.0%。
◆全体
[資料1-1b] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[Android・iPhone別]
- Android・iPhone別では、2020年のAndroid比率は54.1%、iPhone比率は45.9%。
Android、iPhone別
[資料1-1c] 最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一回答)[内訳]
内訳
[資料1-2a] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[全体]
- 2020年のスマートフォン比率は74.9%。
全体
[資料1-2b] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[Android・iPhone別]
- Android・iPhone別では、2020年のAndroid比率は60.9%、iPhone比率は39.1%。
Android、iPhone別
[資料1-2c] 携帯電話の種類(2台目)の年次推移(単一回答)[内訳]
内訳
[資料1-3a] スマートフォン比率(2台目まで含む)[年次推移]
- スマートフォン比率は年々増加。
- 2020年のスマートフォン比率は88.9%。
- 2020年のスマートフォン比率は男女でほぼ差はない。
年次推移
[資料1-3b] スマートフォン比率(2台目まで含む)[性年代別]
性年代別
[資料1-4] 携帯電話事業者のシェア(単一回答)
- 携帯電話事業者のシェア(1台目)は、「NTTドコモ」(35.4%)、「au(UQコミュニケーションズ含む) 」(28.3%)、「ソフトバンク(Y!mobile含む)」 (23.4%)の主要3社で7割半ばを占める。
[資料1-5] MVNO比率[性年代別](単一回答)
- MVNO比率(2台目まで含む)は17.2%、MVNO比率(1台目)は15.6%、MVNO比率(2台目)は23.2%となっている。
[資料1-6] MVNOの認知率・比率の年次推移(複数回答)
- 2020年のMVNO認知率が最も高いのは「楽天モバイル、楽天ブロードバンド データSIM」の62.8%であり、唯一6割を超えている。
LINEモバイルも前回から7ポイント伸長し 認知率が5割を超えた。 - 2020年のMVNO利用率が最も高いのは「楽天モバイル、楽天ブロードバンド データSIM」の9.1%。
[資料1-7] 最もよく利用する携帯電話(1台目)のメーカー(単一回答)
- 「Apple」が最も高く、2016年の23.1%から2020年の40.3%と増加している。
[資料1-8] 携帯電話のメーカー(2台目)(単一回答)
- 2016年は1位「シャープ」(16.6%)、2位「Apple」(16.2%)であったが、2020年は1位「Apple」(38.4%)、2位「HUAWEI Technologies」(10.1%)となっている。
[資料1-9a] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答) [スマートフォン]
- スマートフォンの平均所有期間は、2016年の「1年6か月」から2020年の「1年11か月」に伸びている。
[資料1-9b] 携帯電話の所有期間の年次推移(単一回答) [フィーチャーフォン]
- 2016年と2020年を比較すると、スマートフォン、フィーチャーフォンともに平均所有期間が長くなっている。
- フィーチャーフォンの平均所有期間は、2016年の「4年6ヶ月」から2020年の「5年2ヶ月」に伸びている。
[資料1-10] 携帯電話を買い替えたきっかけの年次推移(複数回答)
- 「電池の劣化」(39.2%)が突出している。
[資料1-11] 携帯電話の買い替え時に重視する点の年次推移(複数回答)
- 「端末価格」「通信料金の安さ」が2011年以降上位を独占しており、価格重視の傾向が見られる。
2節 通信回線
家族の契約先携帯電話事業者/Wi-Fi利用
[資料1-12] 家族の携帯電話の契約先携帯電話事業者(単一回答)
- 家族間のいずれの関係においても、「NTTドコモ」同士(70%以上)、「KDDI」同士(50%以上)、「ソフトバンク」同士(50%以上)など、同じ携帯電話事業者を契約する傾向がある。
- 「配偶者」の場合は、「Y!mobile」同士(67.5%)、「MVNO」同士(67.0%)でも比較的同じ携帯電話事業者を選ぶ傾向がある。
[資料1-13] スマートフォン所有者の無線LAN(Wi-Fi)利用状況(複数回答)
- スマートフォン所有者の「自宅」での無線LAN(Wi-Fi)利用率は90.1%となっている。
- スマートフォン所有者の自宅以外での無線LAN(Wi-Fi)の利用場所を見ると、「宿泊施設」での利用率が45.5%と高く、次いで「職場・学校」38.2%となっている。